Subject: 詩篇130篇 ネヘミヤ記1章と9章との対比 |
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Date: 2003/04/10 12:02 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、+KannoKeiyaです。 ●ネヘミヤ記1章 ネヘミヤはエルサレムから来た人たちによってエルサレムが滅びている状態を聞いた 時、神に祈った。 まず神はどのような御方かを告白するが、その時に「恐るべき神」という言い方をす る。 そしてずっと祈るということを「昼も夜も」という言い方で表している。それで「耳 を傾け」、「目を開いてくださる」ように祈る。 ネヘミヤは罪の告白をするが、その罪とは昨日見た119篇にでてくる悪者と同じよう に、神のみことばを待ち望むのではなく、「神の命令に逆らった」。 そしてモーセに与えられた約束を思い出させるが、そこで「神の御名が住む家」に戻 してくださると書いてある。それはエルサレムのことであり、イスラエルのことであ る。そしてイスラエルの民は「神が贖われた」民である。 最後に自分は「神の名」を敬う者であると告白して、祈りを聞いてくださるように願 う。 ●ネヘミヤ記9章 イスラエルは7月24日に集まり、自分たちの罪を告白する。1章で見たようにイスラエ ルは命令に逆らうという罪を犯したので、日の4分の1は律法を聞いて、礼拝した。 そのあとにレビ族の人たちが告白するが、それはアブラハムから自分たちまでの歴史 である。 ネヘミヤの祈りと同じようにまず神はどのような御方なのかを告白することから始ま る。 9節でエジプトでの悩みを聞いて救われたとあるが、この「悩み」とは119篇で「みこ とばを待ち望む」という言い方を見た時にでてきた「慰め」の反対である。 神はエジプトでみわざを行われることによって「御名」をあげられた(10節)。 そしてシナイでモーセに律法を与えられたのに、民は従わず、逆らったが、「赦しの 神」であったので捨てられることはなかった。 そのあとに相続地を与えてくださったが、何度も逆らった。それでも「叫ぶ時に聞か れた」。そのあとも逆らい、反対に民が神の命じた命令に「耳を傾けなかった」。そ れで自分たちが罪を犯したことを告白し、助けてくださるように求める。 -------------------------------- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God Bless You! --------------------------------