Subject:
Re: [saiwainet] 詩篇38編の構造(里香)
From:
"Rebekah Rika Fujita" <dan-law.fujita@nifty.com>
Date:
2001/06/05 10:14
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

おはようございます、藤田里香です。

38篇の構造
現時点では、以下のとおりです。
 A.(1-2) 主の怒り
  B.(3-10) 咎のため、体も心も健全でない
   C.(11-14) 迫害 
    D.(15-16) 主を待ち望む
   B.(17-18) 罪のため、不安になる
  C.(19-20) 迫害
 A.(21-22) 主よ、見捨てないでください

上記のB、Cが後半には入れ替わってしまいました。
こんなキアスマスがあってもいいのですかね。
強調点がはっきりしていることに変わりはないので、
「いいかな」と自分では思っています。

この詩篇も、主を待ち望むことをうたっているとおもいますが、
「自分の罪からの救いを待ち望む」が強調されているように思います。
罪のために体も心も痛み、自分の罪ゆえに不安になっているので、
敵の迫害の中で、勝利を確信する力強さもありません。
前篇とは、かなり印象はちがいます。
しかし、罪多く、日々悔い改めの繰り返しである者に、
どのように祈るべきかを教えてくれる、非常に励ましとなる詩篇です。

この詩篇の学びも、主が祝福してくださいますように。

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  藤田充宏 里香 きりえ 蒔人
   E-mail    mfujita@law.ne.jp  (充宏)
      rika@mikunikensetsu.com (里香)
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