Subject: 詩篇135篇 詩篇115篇との対比(ケイヤ) |
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Date: 2003/05/12 15:15 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、+KannoKeiyaです。 詩篇115篇には似ているところがたくさんあったので、対比してみました。 両方の詩篇はまず「御名」を賛美するところから始まる。115:1では御名にのみ栄光 を帰し、135:1-3では御名を賛美するように命じている。 115篇で敵はばかにして「神はいない」と言うが、「主は望むところをことごとく行 われる」と告白する。この言い方は135:6と同じ言い方である。 反対に敵の神である偶像は何もできない、無力であり、それを作る者たちも同類であ るということを告白する。それは115:4-8, 135:15-18に書いてある。 次に115篇ではこのような偶像に信頼するのではなく、主に信頼せよとイスラエル、 アロン、主を恐れる者たちに呼び掛ける。この3段階の言い方は135:19-20にイスラエ ル、アロン、レビ、主を恐れる者という4段階になってでてくる。 それに続いて115:12-13ではまた彼らに「主は祝福してくださる」ということを教え る。これは先週の詩篇でも見たように「祝福」という言葉と「ほめたたえる」という 言葉は同じヘブル語であるということなので、135:19-20では神を祝福、ほめたたえ るように命じている。 違う所は賛美している内容である。115篇では神が創造主であることが強調されてい たが(115:15)、135篇では出エジプトの歴史が強調されている。 -------------------------------- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God Bless You! --------------------------------