Subject: 詩篇135篇 「+カンノパパの構造」 |
From: "+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com> |
Date: 2003/05/14 11:50 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは。菅野みくにです。
詩篇135篇の「+カンノパパの構造」を説明します。
■+かんのパパの構造
● A 1ー2節 賛美への招き
▲ B 3ー5節 ハレルヤ民を宝とする主は
■ C 6ー12節 主はみこころを行う→相続
▲ B 13ー14節 ハレルヤ民をあわれむ主は
■ C 15-18節 偶像は無力→むなしい
● A 19ー21節 賛美への招き
○A 1-2節 = A 19-21節
まずは1-2節と19-21節で共通している言葉を見てみましょう。
・ハレルヤという招きがある
・主のしもべたちが両方に出てきている。19-21節では、しもべたちが具体的に表さ
れていて、イスラエル、 アロン、レビ、主を恐れる者であることが分かる。
・主の家が出てきている。19-21節で、主の家とは具体的にどこなのかが分かる。シ
オン、エルサレムである。
賛美が3節にもつながっているように見えますが、3、4、5節には「キー」がある
ので、そこは次の段落に入れました。
△B 3-5節 = B 13-14節
3-5節と13-14節で共通している言葉を見てみましょう。
・主の御名から始まる
・民を選ぶ、民をさばく。神様は民を選ぶときにさばいてから選んで下さるのです。
民をさばくと言うことは聖別するとも言えます。「聖別」は、先週の詩篇、134篇
のテーマでしたね。民を他の国々と区別しているのです。
・偉大なる王の王はわたしたちをあわれんでくださいます。
「御名」は一つの、この詩篇のテーマでもあります。その時に、主の御名は何か?な
ぜ主の御名を賛美するのかという質問が出てきますね。(詩篇135篇 「問いと気が
ついたこと」を参照)
□C 6-12節 ←→ C 15-18節
6-12節と15-18節で共通している言葉を見てみましょう。
・主は望むところをことごとく行ってくださる神様です。しかし、神々は望むことを
おこなうことができず、無力です。
・主は異邦の王たち(エモリ人の王、バシャンの王、カナンの王国)を打たれまし
た。異邦の民の偶像は無力です。
・主に信頼するものに(民に)、主は相続の地を与えてくださいますが、偶像に信頼
する空しいものには、相続がありません。
異邦の民の王たち(エモリ人の王シホン、バシャンの王オグ、カナンのすべての王
国)を打たれました。彼らは勝てませんでした。なぜでしょう。それは、彼らが偶像
だからです。偶像はここに書かれているように、何もできないのです。
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