Subject:
詩篇136篇 構造
From:
Junko Sano
Date:
2003/05/20 9:36
To:
saiwainet@egroups.co.jp

こんばんは、+じゅんママです。   

詩篇136篇は135篇とよく似ていましたので、
135篇のカンノパパの構造を、大いに参考にしました。

■構造

A 1a 主に感謝せよ

B 1b-3 主の御名:良い、神の神、主の主

C 4-22 C1-C5: 主は不思議なわざを行う(救出)→ C6: 相続
 
 C1 4 不思議なわざを行う方に。
 C2 5-6 / 7-9 造った方に(天地/光)。
 C3 10-12 / 13-15 エジプトを打った方に。民を敵/葦の海の中から救出。敵の裁き
 C4 16 荒野で民を導いた方に。
 C5 17-20 王達を打った方に。敵の裁き
 C6 21-22 主のしもべイスラエルに相続地を与えた

B 23-25 主の御名:民をさばく(救出)、あわれみ(相続)

A 26 天の神に感謝せよ


■意見など

・136:1abは、詩篇106:1、107:1、118:1/29にもあり、内容が似ていました。

・136:7-9節で、なぜ「光、太陽、月と星達」の創造だけが書かれているのか?
 いずれも、闇との区別や、支配が象徴なので、
 光=光の民イスラエル、
 制限付きの支配:太陽=パロ、月と星達=カナンの王達(トルコ国旗は月と星)
 と考えるのは、行き過ぎでしょうか?
 
・136:23-24は、106:8/44-45と似ていて、主の御名の関連がありました。
 106:8 御名のために救われた
 106:44-45 叫び・苦しみに目を留め、契約を思い起こし、豊かな恵みゆえにあわれまれた

以上です。