Subject:
詩篇136篇 申命記との対比
From:
Date:
2003/05/20 13:53
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+KannoKeiyaです。

申命記でモーセは神が行ってくださったみわざと神が与えてくださった命令を思い出
させている。

モーセはアラバの荒野で民に申命記に書いてあることを民に話すが、それは「エモリ
人の王シホン、バシャンの王オグを倒した」あとの時期である。

まずモーセは神がホレブでカナンの地を戦って得るように命じられたことを思い出さ
せる。モーセはその時に自分だけでは民を導くことはできないので、神が人数ごとに
リーダーを与えてくださった。

そしてまた神が相続地の占領をするように命じると、民はまず斥候を送り、どのよう
な土地なのかを見に行く。彼らが言った地は良く、「豊かな食物」があった。しか
し、民はその地の巨人を恐れて攻撃しようとしなかった。それでモーセは「出エジプ
ト」と「荒野での導き」を思い出させた。この反逆のためにカレブとヨシュアしかカ
ナンの地に入ることはできなかった。しかし、イスラエルの民はまた聞き従わず、勝
手に攻撃しようとしたので追い散らされる。

神は相続地を与えるとは言われたが、エサウ、モアブ、アモンの地は与えようとはさ
れなかったので、その中を通る時には争いがないようにした。

しかし、神は「ヘシュボンの王シホン」を民の手に渡された。それで民は和平を求め
たのに彼らは攻撃したので、民は彼らを聖絶し、町々を取る。そして神は「バシャン
の王オグ」も民の手に渡された。民がバシャンの道を行くと彼らは攻撃してきたの
で、民は彼らを聖絶した。それでヨルダン川の東側はイスラエルのものとなった。こ
のことがあったあとにモーセは祈り主の偉大さを賛美し、このような方は他にいない
ということを言う(申命記3:24-25)。

4章では神が民に命令を与えたが、その命令を守るなら祝福され、国々はこの民を恐
れるようになり、このような神を持つ民はどこにもいなく、「偉大な民」であると言
われている。これは23節の反対のことである。

もし命令に逆らってエジプトから連れ出してたくさんのしるし、「不思議」などを
行って、ご自分の民としてくださった神を偶像にするなら、カナンの地から滅びると
いうことが言われている。

--------------------------------
+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God Bless You!
--------------------------------