Subject:
詩篇137篇 子供を殺す(ケイヤ)
From:
Date:
2003/05/27 13:39
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+KannoKeiyaです。

8, 9節の言い方はすごく残酷に聞こえるが、これは敵が同じようにやってきたのでそ
れに対する復讐を求めている。これを読んで私たちが違和感を感じるのは本物の敵、
戦いを知らない、いわゆる平和ボケだからである。だからといってこのさばきは望ま
しいことではないが、さばかれた時には賛美しなければならない。

実際にはこのように攻撃してこなくても子供を殺すという箇所がある。それは出エジ
プトの前である。エジプトの王パロはイスラエルの人々が増えてきたのを見て恐れ、
産まれた子供を殺すように命じている。このようなことが目の前で起こったなら復讐
を求めることは当然である。この事件のあと神はこの仕業を覚えてくださって、復讐
をしてくださる。それは出エジプトをする時の最後のさばきである。そこで神は

預言書の中でもこのことについては書かれている。

イザヤ書13章で神はバビロンに対して宣告している。神はバビロンをさばくために軍
を集め、怒りを持ってこられる。そのために地は震える。そして民は恐れ逃げ去る。
また幼子たちは八つ裂きにされる。神はまたメディヤ人を送って彼らを通してさばき
を下す。彼らも若い者、胎児を弓によって殺す。

ナホム書はアッシリヤの重要都市、首都であるニネベに対するさばきの宣告である。
その町は流血の町であり、姦淫の女の淫行のためである。エジプトは彼らを助けよう
とはするが、彼らも滅び、幼子は八つ裂きにされる。

ホセア書13章では姦淫を犯して、神から離れ去った北イスラエルの民に対してさばき
が宣告されている。彼らは偶像礼拝を行ったので、消え去る。そして祝福は取り去ら
れ、幼子は八つ裂きになる。

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+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God Bless You!
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