Subject: 詩篇137篇 7節の関連箇所(ケイヤ) |
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Date: 2003/05/28 14:46 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、+KannoKeiyaです。 7節はバビロンの補囚の時のエドムの国々の態度で、これについては預言書の中のい ろいろな箇所で書かれている。 まず大切なのはオバデヤ書である。ここで神はエドムをさばくということをオバデヤ は預言している。12-14で神はユダをばかにしたことを言及している。このようなこ とをしたので、神は彼らを同じさばき方で滅ぼされる。 イザヤ書34章ではすべての国々にさばきを下すと言っているが、特にエドムに対する さばきを宣言している。これはシオン、イスラエルが訴えた訴えが聞かれて、神が復 讐するというさばきである。 エレミヤ書25章でもエドムに対するさばきが宣告されていて、それは高慢になったか らである。神は必ず彼らを廃墟としてしまう。 エゼキエル書25章も大切である。12節から神はエドムに対してさばきを宣言するが、 ここで強調されているのは「復讐」という言葉である。エドムはイスラエルに対して 復讐しようとしたので、神はエドムに対して復讐される。 今日の聖書研究の時にも出たが、エゼキエル書35章はエドムに対するさばきである。 セイルの山とはエドムの地にある山であり、これらがさばかれるのはイスラエルとユ ダを侮辱して、笑ったからであり、神は彼らのしたとおりに彼らに対してさばきを行 われている。 アモス書の最初でいろいろな国に対する罪状が書かれているが、エドムの罪状はイス ラエルとユダに対してずっと怒っていたということである。 これらの箇所を見ると分かるのはエドム人はイスラエルに一番近い親戚だったのに、 彼らをばかにして、攻撃し、彼らを滅ぼすことに賛成したからである。実際にばかに してはいないが、イスラエルがエドムの地を通らせてくださいと言った時も同じで あった。しかし、神は必ずイスラエルを助けてくださったことも対比し、強調されて いる。 -------------------------------- +KeiyaKanno mailto:keiya@kanno.com May God Bless You! --------------------------------