Subject:
詩篇138篇 恵みとまこと(ケイヤ)
From:
Date:
2003/06/04 16:03
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+KannoKeiyaです。

恵みとまことについての説明文を書きました。

詩篇を学ぶ時に恵みとまことは避けて通ることのできないテーマである。

普通にこの言葉を聞くと「愛」と同じように弱々しくて、柔らかいような雰囲気を受
けるが、大切なのは契約との関係である。この言葉は神が必ず契約を守ってくださ
り、言ったことを必ず行ってくださるという意味が含まれている。これは契約の忠実
である。それは138篇では2、8節などで使われているテーマである。

この2つの言葉は創世記24:27で最初に一緒に使われた。ここでアブラハムのしもべの
中で最も偉いしもべはリベカをイサクの妻として見つける。彼はリベカを見つけた時
に喜んで、主を賛美し「主はアブラハムに対する私の忠実を覚えてくださった」とい
うように賛美する。ここで大切なのは「覚える」という言葉にも「契約」というテー
マが関連しているということである。ノアの洪水のストーリーがあったが、その中心
は「覚える」ということであった。これは神が契約に忠実にしてくださったからであ
る。

詩篇の中でこの言い方が最初に使われるのは25篇で、その詩篇には138篇に似ている
テーマがある。詩人は神に道を知らせてくださいと願っている。その道とはみことば
のことで、そして主にあわれみと恵みを覚えてくださいと願い、反対に罪を覚えない
でくださいと願う。それは御名のためである。主は主を恐れる者を愛してくださると
言った時に「契約を与えてくださった」。それを守ってくださるということは恵みと
まことである。

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+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God Bless You!
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