みーちゃんです。

詩篇１３８篇のまとめです。

詩篇１３８篇とは、１３７篇などと違って、いろいろな詩篇を集めたような、あまり
特徴のない詩篇です。特徴のある詩篇とは１３９篇のようなもののことです。１３９
篇では、神が知っていると言う言葉が８回も出てきます。この詩篇は簡単に見えるか
らこそ、むずかしいのです。

この詩篇は「ダビデによる」と書いてある詩篇のひとつです。１３８篇以外にも「ダ
ビデによる」という詩篇は７７回あります。１巻に３０回、２巻に２０回、３巻に１
回、４巻に２回、５巻に１５回です。この最後の５巻の１５回というのは、最後のハ
レルヤ詩篇の前にでてくるものです。詳しくはわかりませんが、１巻の「ダビデによ
る」と、５巻の「ダビデによる」はキアスマスになっているのでしょう。それぞれ何
篇が「ダビデによる」の詩篇なのかはホワイトボードを見てください。

１３８篇の構造は大きく分けて１-３節、４-８節になっています。後半は前半より
も、よりフォーカスされた内容となっています。また、この構造で目立つのは１-３
節には御名という言葉が繰り返され、４-８節で太主（YHWH）が６回出てくるという
ことです。

詩篇１３８篇では、恵みということばも目立っています。この恵みというのは、けい
や兄ちゃんがいっているように、契約の愛のことなのです。神様は契約の愛をもち、
私たちを恵みをもって、低い者から高い者へと変えてくださったのです。

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