Subject: 詩篇138篇のまとめ(ケイヤ) |
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Date: 2003/06/06 20:57 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、+KannoKeiyaです。
またビデオが失敗してしまったので、138篇をまとめました。
1) 138篇には特徴がない
この詩篇は典型的なダビデの詩篇で特徴がない詩篇である。それでこの詩篇のテー
マ、メッセージはつかみにくい。そのテーマはまだ分からないが、145篇までは題に
「ダビデによる」というんものがでているので、これらのひとまとまりの詩篇として
考えるべきであるということも言える。
2) 構造
構造はABABまたはABCABCの前半と後半に分かれて両立して対比されている形になって
いる。
A 1-2a 私は恵みとまことに感謝する
B 2b みことばが高い
C 3 呼ぶと答えて助けてくださる
A 4-5 地の王はみことばに感謝する
B 6 主は高いが低い者を高くし、高い者を低くする
C 7-8 御手による救い
前半のAで詩人は個人として恵みとまことに感謝しているが、後半のAではすべての王
たちがみことばに感謝している。このみことばとは神が話してくださった言葉なの
で、そのことを果たしてくださるのは恵みであり、そのことを必ず果たしてくださる
のはまことである。
前半のBではみことばが高くされているが、後半のBではその言葉を話された主が高い
方なのに、低い者を顧み、高い者を捨てられる。ここで恵みとは何かが説明されてい
る。
神は呼ぶと答えて、御手、右の手によって救ってくださる。これは恵みの表れであ
る。
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+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
May God Bless You!
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