Subject:
詩篇139篇 まとめ
From:
"Miwaza Kanno" <miwaza@kanno.com>
Date:
2003/06/13 11:55
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

みーちゃんです。

知るということについてまとめました。

詩篇139篇はとても特徴のある詩篇です。知っているということばが、8回も繰り
返し出てくるのです。その中の1回は自分が知っているということです。何を知って
いるか、それは、神がすべて自分のことを知っているということです。神のことを
知っているのではなく、神が自分のことを知っているということを、ここで詩人は
言っているのです。

詩人が苦しんでいるときに、神に求めるものとは、神が自分のことを知っているとい
うことを神が教えてくださることです。それが、詩人にとって解決なのです、それ
は、ヨブの祈りのよってもわかります。ヨブは苦しみが解決したときにこう祈りまし
た。

「あなたには、すべてができること、あなたは、どんな計画も成し遂げられること
を、私は知りました。知識もなくて、摂理をおおい隠した者は、だれでしょう。まこ
とに、私は、自分で悟りえないことを告げました。自分でも知りえない不思議を。ど
うか聞いてください。私が申し上げます。私はあなたにお尋ねします。私にお示しく
ださい。私はあなたのうわさを耳で聞いていました。しかし、今、この目であなたを
見ました。それで私は自分をさげすみ、ちりと灰の中で悔い改めます。」と。

なぜ、これが解決なのか?それは、神がこのような小さい者をもあわれんでくださる
ということを知っるからです。

箴言に「事を隠すのは神の誉、事を探るのは王の誉れ。」とあるが、これは、王が占
い師のように、歴史はどうなるか?などを探ると言う意味ではなく、王が善悪を知る
という知恵のことである。この知恵はソロモンによって具体的に表されている。

神はすべてを知っておられる、詩人はそれを神が自分に表してくださることを求めて
いる。詩人は苦しみの中にいるときに、神が何をしているのかわからなくても、神が
すべて自分について知っているということを求めている。詩人にとってこれが解決で
ある。このことによって、詩人の祈りの中心は、神はすべてを知っているということ
を、自分は知っているという事であるのがわかる。

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