Subject:
詩篇140篇 正しい者と悪者の対比(ケイヤ)
From:
Date:
2003/06/16 13:12
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+KannoKeiyaです。

この詩篇を読むと明らかな正しい者と悪者の対比が目立つ。それでどことどこがどの
ように対比されているのかを列挙してみました。

・正しい者の願いと悪者の願い
主は正しい者の「願い」を聞いて助けてくださるが(6節)、悪者の「願い」とたく
らみはかなえられない(8節)。

・正しい者のおおいと悪者のおおい
主は戦いの時に正しい者の頭を「おおって」くださったが(7節)、悪者の頭は自分
の害毒によって「おおわれた」(9節)。

・正しい者の住む場所と悪者のいる所
主は貧しい者を義しくさばいてくださり、「御前」に住ませてくださるが、悪者は
「火の中」にいて、「深い淵」に落とされ、「地上」では繁栄することはできない。

・正しい者は貧しく、悪者は高ぶる
正しい者は「貧しい」者、「悩む」者であるが(12節)、詩人の敵である悪者は「高
ぶっている」(5, 8節)。彼らの態度は神に対するものである。正しい者は自分が神
から見たらちりのようなもので、王であったとしても貧しい者であると告白するが、
敵は自分を神にして高ぶっている。

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+KeiyaKanno
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