Subject: 詩篇140篇 暴虐研究 |
From: "+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com> |
Date: 2003/06/19 11:47 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは。菅野みくにです。 詩篇140篇に、暴虐という言葉は3回も出てくるので、創世記と詩篇の中で探しま した。 ヘブル語の番号:<02555> 英語のことば:violence 旧約聖書全体:59個 詩篇の中:14個 創世記の中:4個 ■創世記6:11 地は、神の前に堕落し、地は、暴虐で満ちていた。 地は堕落し、暴虐で満ちていた。神が地をご覧になると、堕落していて、すべての肉 なるものが、地上で道を乱していた。 ■創世記6:13 そこで、神はノアに仰せられた。「すべての肉なるものの終わりが、わたしの前に来 ている。地は、彼らのゆえに、暴虐で満ちているからだ。それで今わたしは、彼らを 地とともに滅ぼそうとしている。 神はノアにおおせられた。すべての肉なるものの終わりが来ている。地は暴虐で満ち ているからだ。それで、今私は彼らをちと共に滅ぼそうとしている。 ■創世記16:5 そこでサライはアブラムに言った。「私に対するこの横柄さは、あなたのせいです。 私自身が私の女奴隷をあなたのふところに与えたのですが、彼女は自分がみごもって いるのを見て、私を見下げるようになりました。主が、私とあなたの間をおさばきに なりますように。」 サラはアブラムにハガルの横柄さを見ていう。 ■創世記49:5 シメオンとレビとは兄弟、彼らの剣は暴虐の道具。 シメオンとレビは兄弟であって彼らの剣は暴虐の道具である。 ■詩篇7:16 その害毒は、おのれのかしらに戻り、その暴虐は、おのれの脳天に下る。 悪者は穴を掘って、深くし、自分でその穴に落ち込む。これは自業自得である。彼の 害毒は頭に戻り、暴虐は彼の脳天に下る。ここが、一番最初に詩篇に出てくるところ です。 ■詩篇11:5 主は正しい者と悪者を調べる。そのみこころは、暴虐を好む者を憎む。 主は正しい者と悪者を調べる。神のみこころは、暴虐を行う者を憎んでいる。 ■詩篇18:48 神は、私の敵から私を助け出される方。まことに、あなたは私に立ち向かう者から私 を引き上げ、暴虐の者から私を救い出されます。 神は敵から詩人を救いだされる。主は立ち向かう者から、暴虐の者から救いだされ る。 ■詩篇25:19 私の敵がどんなに多いかを見てください。彼らは暴虐な憎しみで、私を憎んでいま す。 敵はものすごく多く、詩人に対して、暴虐な憎しみをいだいている。 ■詩篇27:12 私を、私の仇の意のままに、させないでください。偽りの証人どもが私に立ち向か い、暴言を吐いているのです。 詩人は主に、私を敵の思うままにさせないで下さい。正しいさばきを行わない、偽り の証人が立ち向かって、暴言を吐いていると言っている。 ■詩篇35:11 暴虐な証人どもが立ち私の知らないことを私に問う。 暴虐な証人どもが詩人に対してたち、詩人の知らないことを問う。 ■詩篇55:9 主よ。どうか、彼らのことばを混乱させ、分裂させてください。私はこの町の中に暴 虐と争いを見ています。 詩人は主に、どうか、彼らの言葉を混乱させ、分裂させて下さい。なぜなら、私は町 で暴虐と争いを見ているからと言っている。この箇所は、バベルの塔を思い出す。 ■詩篇58:2 いや、心では不正を働き、地上では、おまえたちの手の暴虐を、はびこらせている。 力ある支配者たちは、本当に、人の子らを公正にさばくのか。いや、彼らは不正を行 い、暴虐をはびこらせている。 ■詩篇72:14 彼はしいたげと暴虐とから、彼らのいのちを贖い出し、彼らの血は彼の目に尊ばれま しょう。 ソロモンは悩む者、貧しい者、弱っている者をあわれみ、彼らを虐げと暴虐から救い だし、いのちを贖い出す。 ■詩篇73:6 それゆえ、高慢が彼らの首飾りとなり、暴虐の着物が彼らをおおっている。 詩人は悪者の栄えるのを見た。彼らの体は脂ぎっていて、苦労をしない。また、高慢 が彼らの首飾りとなって、暴虐の着物が彼らをおおっている。 ■詩篇74:20 どうか、契約に目を留めてください。地の暗い所には暴虐が横行していますから。 詩人は主に、契約に目を留めて下さい。忘れないで下さい。なぜなら、暗やみには暴 虐が横行しているからと言っている。 --------------------------- +かんのみくに@カンノファミリー mailto:mikuni@kanno.com http://saiwai.net/mikuni/ お手紙好きのくーちゃん メールチェックは一日中 ---------------------------