Subject: 詩篇141篇 研究のための下ごしらえ(ケイヤ) |
From: |
Date: 2003/06/23 11:13 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは、+Keiya Kannoです。
●構造
A 1-2 祈りを聞いてください
B 3-4 口の罪を犯すことのないように(悪いことを話さない、食べない)
X 5a 頭が油を受けるように
A 5b 私は祈る
B 6-10 敵が落とされた時、私は喜ぶ。しかし、私を落とさないでください
●問い
・5節の最後の行はどのような意味なのか?悪者が悪を行っても私は動揺せずに祈る
という意味なのか?正しい者が悪を行っても彼のために祈るということなのか?
・6節はどのような意味なのか?
●気が付いたこと
・2節の「祈りが香りの高い捧げ物である」という例えはヨハネの黙示録5:8の聖徒た
ちの祈りを思い出した。
・ダビデの詩篇では敵の言葉などが目立ち、140篇にもそのようなテーマはあった
が、この詩篇では3節で詩人のくちびるが悪を話さないようにというテーマがある。
・4節にある悪者の食べ物の話は箴言23:1-3, 6-8を特に思い出せるが、他にも18:8な
ど悪者の言葉はおいしいなどの箇所もある。
・5節の前半にあるテーマは箴言の中で「訓戒を拒まない」という言い方で何度もで
てくる。
・9-10の敵の掘った穴に自分で落ちるというテーマは140:5, 10にもある。
--------------------------------
+Keiya@Kanno Family
E-mail: keiya@kanno.com
May God Bless You!
--------------------------------