Subject:
詩篇143篇 新約聖書でしもべ
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"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/07/10 11:54
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

新約聖書の中で、しもべをさがしました。

■しもべ、はしためと呼ばれている人

・マリヤ
・ダビデ
・イスラエル
・イエス
・パウロ
・アポロ
・テモテ
・エパフラス
・テキコ
・モーセ
・ヤコブ
・ペテロ
・ユダ
・ヨハネ

主のしもべ、または、キリストのしもべと呼ばれている人は、自分でほとんどの人が
いっている。この言い方は、特に手紙の最初に出てくる。たとえば、キリストのしも
べパウロと書かれている。おもしろいことに、キリストもしもべと呼ばれている。一
回だけではなく、三回も出てくる(使徒行伝3:13,4:27,4:30)。

また、女のしもべである、はしためと呼ばれている人は、マリヤしかいない。マリヤ
も自分のことをはしためと呼んでいる(ルカによる福音書1:38,48)。

自分のことをしもべと呼んでいる、一番多くの人たちは、使徒たちである。彼らは教
会に送る、手紙の最初に、「主のしもべ」というサインを書いている。

■新約聖書の中でしもべ

□マタイ8:9

ひとりの百人隊長のしもべが、中風やみで、苦しんでいたときに、百人隊長は、キリ
ストの所に直してもらいに来た。彼の信仰はすごかった。

と申しますのは、私も権威の下にある者ですが、私自身の下にも兵士たちがいまし
て、そのひとりに『行け。』と言えば行きますし、別の者に『来い。』と言えば来ま
す。また、しもべに『これをせよ。』と言えば、そのとおりにいたします。」

□マタイ10:24-25

キリストは、弟子たちを遣わすときに、弟子たちに与えた注意である。

弟子はその師にまさらず、しもべはその主人にまさりません。弟子がその師のように
なれたら十分だし、しもべがその主人のようになれたら十分です。彼らは家長をベル
ゼブルと呼ぶぐらいですから、ましてその家族の者のことは、何と呼ぶでしょう。

□マタイ13:27-28

これはキリストが話されたたとえである。しもべの主人たちは、生えてきた毒麦につ
いて主人に言う。

それで、その家の主人のしもべたちが来て言った。『ご主人。畑には良い麦を蒔かれ
たのではありませんか。どうして毒麦が出たのでしょう。』主人は言った。『敵の
やったことです。』すると、しもべたちは言った。『では、私たちが行ってそれを抜
き集めましょうか。』

□マタイ18:23,26,27,28,32

これも、キリストが話されたたとえである。王はしもべたちと清算した。一万タラン
ト借りているしもべが、主人に借金を免除してもらった。

このことから、天の御国は、地上の王にたとえることができます。王はそのしもべた
ちと清算をしたいと思った。

それで、このしもべは、主人の前にひれ伏して、『どうかご猶予ください。そうすれ
ば全部お払いいたします。』と言った。

しもべの主人は、かわいそうに思って、彼を赦し、借金を免除してやった。

ところが、そのしもべは、出て行くと、同じしもべ仲間で、彼から百デナリの借りの
ある者に出会った。彼はその人をつかまえ、首を絞めて、『借金を返せ。』と言っ
た。

そこで、主人は彼を呼びつけて言った。『悪いやつだ。おまえがあんなに頼んだから
こそ借金全部を赦してやったのだ。

□マタイ20:27

キリストは弟子たちに、自分たちが支配者たちになりたい者、偉くなりたい者は、彼
らのしもべになりなさいと命じられる。

あなたがたの間で人の先に立ちたいと思う者は、あなたがたのしもべになりなさい。

□マタイ21:34

これもキリストの話されたたとえである。ぶどう園の主人が農夫たちに貸して出かけ
た。収穫の時が近づいて、主人はしもべを使わしたが、農夫たちは、殺してしまっ
た。

さて、収穫の時が近づいたので、主人は自分の分を受け取ろうとして、農夫たちのと
ころへしもべたちを遣わした。

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