Subject:
詩篇144篇 構造など
From:
Junko Sano
Date:
2003/07/14 23:07
To:
saiwainet@egroups.co.jp

こんばんは。+じゅんママです。
詩篇144篇の構造を送ります。
細かくて、すみません。

■構造

A 1-2 ほむべきかな、主は。(神←民)
    ・主は、私の岩・恵み・砦・やぐら・逃げ場・盾
    ・主は、私の両手に、弓矢の戦闘を教える方
    ・主の中に、私は逃げ込む
    ・主は、私(ダビデ王)の下に、私の民を服させる方

 B 3-4 契約:神は人を知っておられる。(神→民)
      ・人ははかない者なのに

  C 5-8 主よ、天から下りて来て、敵を裁いて。(神→民)
       ・主よ、天を傾けて、下りて来て
       ・敵を裁いてx3:触れる・稲妻・矢 →山々煙・敵追散・混乱
       ・高所から両手を伸ばし、私を解き放って
       ・大水・外国の息子達(空口・偽右手)から救出して

   D 9  神よ、神に向かって×2、私は歌おう×2。(神←民)

  C 10-11 救う者よ、敵から私を救って。(神→民)
       ・王達を救う方よ、神の僕ダビデを悪の剣から解き放つ方よ、
       ・外国の息子達(空口・偽右手)から救出して

 B 12-14 契約の祝福(神→民)
      ・◎2:私達の息子達、娘達の祝福
      ・◎3:私達の穀物、羊(in 野)、牛が増大
      ・ X3:敵の侵略、捕囚、叫び(in 町)がない

A 15  幸いだ×2、主を神とする民は。(神→←民)


■コメント

・1-2節に、私の神リストがたくさんある
・手(私の両手、神の両手、敵の偽りの右手)
・息子達(外国の~、私達の~) 
・5-6節の敵の裁かれ方×3と、14節の私達に災いがない事×3が、
 それぞれ正反対のように思われる
  ・山々煙(敵の裁き)←→敵からの侵略(裂け目・反乱)がない
  ・敵が追い散らされる←→捕囚(夫の家から出る女)がない
  ・敵が混乱させられる←→私達の嘆き叫びがない

■質問

・14節のはじめは、新改訳の解釈でいいのでしょうか?
 ヘブル語では、「重荷を負わされている」、別訳で「肥えた」となってます。
・12節の具体的な意味?


以上です。