Subject:
詩篇144篇 構造
From:
"Saito@COSMOS" <cosmos@ca2.so-net.ne.jp>
Date:
2003/07/15 2:50
To:
"+さいわいネット" <saiwainet@egroups.co.jp>

さいとうパパです。
詩篇144篇の構造と問いを送ります。

□構造
 A 1 主は私を鍛える
  B 2 7つの祝福 主の支配
   C 3-4 主は人を知っておられる
    D 5-8 偽りを裁いてください
     X 9 偽りから救い出された者の賛美
    D 10-11 偽りから救い出してください
   C 12 子孫が主に知られる
  B 13-14 7つの祝福 イスラエルが主に知られる
 A 15 主をおのれの神とする民の祝福

□問い
  ・1節 「指を鍛える」とはどういうことか。
  ・2節 敵との戦いの詩篇で良く出てくるテーマであるが
      「民を私に服させる」ポイントはどのようにつながるのか。
  ・3-4節 突飛に見える。
  ・6節 敵の説明もなく「彼」と代名詞が使われるが、外国人のことか
      それとも別な敵を示しているのか。
  ・7節 「大水」、「外国人」から救うとあるが、
      「大水」で表されているものは何か。
      11節からは「大水」が消えている。
  ・10節 「王達に救いを与える」とはどういうことか。
  ・8,11節 敵の力ではなく、「うそ」、「偽り」が強調されているのはなぜか。
  ・12-14節 子孫の繁栄が「羊」、「牛」によって表されるのはなぜか。
  ・関連する詩篇がいっぱいクロスリファレンスにのっている。
   詩篇18篇とよく似ている。

□キーワード
  おのれの神
  民を服させる
  主が降りてくる

□100文字要約
  主は偽り者の手から王を救い出された。
  主は王を鍛え、御言葉による力と支配を与えられたから。
  主はその民を捨て置くことはされず、
  民を知ってくださり、契約の祝福を豊かに与えてくださる。
  主の民は何世代もおのれの神を礼拝する。