Subject:
詩篇144篇 分かったこと
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/07/18 11:46
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇144篇について、分かったことを書きました。

まずは、全体的な構造を見てみましょう。詩篇144篇は、+カンノパパの構造を見
ると6つに分かれています。

A:1-2 子の神
 B:3-4 人の子
  C:5-8 異邦の子
  C:9-11 異邦の子
 B:12-15a 民の子
A:15b 神の子・民

Aの1-2節では子の神という話をしていて、この箇所には、「わが神」という言い方が
たくさん出てきています。これは、英語で「my」という言い方で、私の、私の、私の
と言っています。ここでは、王である子について話しています。なぜ、王であると
言っているかというと、2節に民を服させる、つまり、民を従わせると言うことがあ
るからである。また同じAの15aでは「わが民」という話をしている。

Bの3-4節と12-15a節では、「民の子」、「人の子」の話をしています。「人
の子」とは、「アダムの子」という意味です。12-15a節は、神の民とされた祝
福、または、人の子の子への祝福について話しています。

Cの5-8節では異邦の子、つまり、外国人のこと言うことについて話しています。
7節の「外国人」というのは、ヘブル語で「外国人の子」と書かれています。「異邦
の子」とはサタンの子、偽りの子です。5-8節で、天から救う神、御手で外国人の
子をさばくと言うことについてはなしています。同じCの9-11節でも異邦の子に
ついて話しています。ここでは、天から救う民に対して、天で歌う民、御手で異邦人
の子をさばくと言うことに対して、王を異邦人の子から救うと言うことのように、
テーマが対比されています。

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