Subject:
詩篇145篇 +カンノパパの構造
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/07/23 11:46
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇145篇の、+カンノパパの構造をまとめました。

A 1-2 ハレルヤ(主の御名をほめたたえる) 私の神は王 王をハレルヤ
 B 3-7 みわざ(超越)-大いなる・力・栄光・恐ろしい v7.めぐみ
  C 8-9 めぐみ(大)-主の御名 [出エジプト記34:6] 国、民の救い
   X 10-13 みくに-栄光、王、めぐみの民(聖徒)
  C 14-16 めぐみ(小)-満たす 民、人の救い
 B 17-20 みわざ(内在)-呼ぶと答える/叫びを聞く → さばく 主は近くにい
る-インマヌエル
A 21 ハレルヤ(主の御名をほめたたえる) すべての肉なる者がハレルヤ

Aの1節と2節は明らかに並行していることは分かる。21節も1-2節と並行してい
る。両方のテーマは、「主の御名を世々限りなく、ほめたたえる」と言うことであ
る。「主の御名を世々限りなく、ほめたたえる」と言うことを、別の言い方で言う
と、「ハレルヤ」である。もう一つの共通点は、すべての肉なる者がほめたたえると
言うことと、すべての日(日ごとに)に主をほめたたえていると言うことである。

Bの3-7節と17-20節は、同じである。両方とも「みわざ」について話してい
る。最初のみわざは、「超越」で、最後のみわざは「内在」である。3-7節で、み
わざは大いなるもので、力があり、栄光に輝いていて、恐ろしいということをはなし
ている。17-20節では、みわざとは具体的に、呼ぶと答える、叫びを聞いてさば
きを行うと言うことであると言っている。主が近くにいて下さるとは、「インマヌエ
ル」である(イザヤ7:14,8:8,マタイ1:23)。

Cの8-9節と14-16節は同じことをはなしている。両方とも「めぐみ」という
テーマを使っている。8-9節で、めぐみは大と言うことで表される。14-16節
で、めぐみは小ということで表される。8-9節で主は、情け深く、あわれみ深く、
怒るのにおそく、めぐみに富んでおられ、いつくしみ深くあられると言うことは、主
の御名である。主の御名によって宣言された一番最初の箇所は出エジプト記34:6
節である。14-16節では、主は願いを満たされ、食べ物を与えて下さると言うこ
とを言っている。

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