Subject: 詩篇146篇 まとめ |
From: "Miwaza Kanno" <miwaza@kanno.com> |
Date: 2003/08/15 11:39 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
みーちゃんです。 詩篇146篇についてまとめました。 ■ハレルヤサンドになっている: 146篇はハレルヤでハレルヤで終わる、ハレルヤサンドです。この146篇とは詩 篇最後の、大ハレルの初めです。では、この2つのハレルヤにはさまれている内容と は何でしょう、それは、大きく2つに分けられます。1つは土の王について、つま り、この世の君主について、2つ目は本物の王である主についてです。 ■土王とは?創王とは?: 1つ目のテーマこの世の君主とは土の王であり、土から造られた人間です。この土人 間を造ったのが主です。この二つをそれぞれ一言で表すと、土王と創王です。土とい うのはヘブル語でアダマといいます。この土王は4節に書いてあるように、その日の 内に消えてしまう者です。しかし、この土王を造った創王はとこしえの王であり、こ のとこしえの王に仕える者も祝福されます。土王にたよるのではなく、とこしえの王 である主に望みを置かなければいけないということです。 ■本当の王のちからとは?: 一見、この世の王である土の王は強そうに見え、力もあるようですが、これは単にこ の世の力であり、これは偽ものです。しかし、偽ものにしたがってしまう者も多くい ます。では、この世の力ではない、本当の力とは何でしょうか。それは、あわれみで す。創王はあわれみによって、弱い者を助け出し、飢えている者にはパンを与えるの です。これが、本物の力なのです。 あわれみには……二重のめぐみがある。 あわれみはこれを与えるものにも、 これを受ける者にもさいわいする。 あわれみは最も力のあるものにあって、 もっともその威力を発揮する。 それはその王冠よりもいっそう君主にふさわしい。 ------『ベニスの商人』より------ -------------------------------------- :: Miwaza J. Kanno :: miwaza@kanno.com http://miwaza.com God be with you :) --------------------------------------