Subject:
詩篇148篇 もろ刃の剣(ケイヤ)
From:
Date:
2003/09/02 12:33
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+KannoKeiyaです。

「もろ刃の剣」のでてくる箇所を聖書の中で見ました。この詩篇と同じ言葉がでてく
る箇所はないが、クロスリファレンスを見ると2つの興味深い箇所がでてきた。

●士師記3:15-30

士師記でイスラエル人は何回も堕落して、偶像礼拝をしたが、そのたびに士師によっ
て助けられる。そのような士師の中にエフデという人がいた。彼の時代にイスラエル
はモアブの下に置かれていたが、彼は手にもろ刃の剣を持ち、モアブの王の所に行
く。そこで彼は王を閉じこめ、殺す。それによってモアブに対して復讐し、彼と民は
そのあとの戦いで10000人も殺す。

●箴言5:4

ここでは悪い女がもろ刃の剣を持っていると言われている。この女は表面的には密の
ように甘そうに見えるが、最終的にはそれは苦よもぎのようであり、もろ刃の剣のよ
うに鋭くなっている。この女は口にこの剣を持っている。

●ヘブル人への手紙4:12

ここでパウロは主の言葉、みことばは私たちにとってもろ刃の剣のようであり、細か
いところまでも刺し通される。

●ヨハネの黙示録

ヨハネの黙示録には2箇所ある。

・1:16

ヨハネの黙示録の最初で主イエス・キリストはアジアの7つの教会に対して手紙を
送っている。それを送られる方は白い衣を来ていたが、顔と目は光って、燃えてい
た。そして口から鋭いもろ刃の剣がでていた。

・2:12

ここはモーセの時代を表すペルガモに対する手紙である。ここで主はご自分を鋭い、
もろ刃の剣を持つ方と言われる。主はもし偶像礼拝をやめないなら、彼らを国々と同
じように滅ぼされると言われる。

士師記以外ではもろ刃の剣は良い意味でも悪い意味でも鋭い言葉の例えとして使われ
ている。

--------------------------------
+KeiyaKanno
mailto:keiya@kanno.com
http://saiwai.net/keiya/
May God Bless You!
--------------------------------