Subject:
詩篇1篇 おしえを喜び、口ずさむ�
From:
"Keiya Kanno" <keiya@kanno.com>
Date:
2003/09/18 12:05
To:
saiwainet@egroups.co.jp

こんにちは、+KannoKeiyaです。

「おしえを喜び、口ずさむ」というポイントの説明を書きました。

2節はこの詩篇の中でも目立つ箇所である。ここで詩人は幸いな者は1節にあるように悪者とともに歩き、立ち、座ることをしない(否定的)ということだけではなく、おしえを喜び、口ずさむ(肯定的)ということをすると書いている。

ヨシュア記1:8で主はモーセが死んだあとのリーダーであるヨシュアに命じている。そこには2節と3節と同じことが書かれていて、律法、申命記に書かれていることを守り行うなら、栄えて、実を結ぶことができると言われている。彼はそのあと主の命令を守り行ったので、祝福され、先祖たちに約束されていた相続地を得ることができた。そして死ぬ前にはすべてのイスラエル人を集めてみことばを守るように命じ、契約を結ぶ。しかし、命令を守らなかったので、士師記のようになってしまう。

そのあとに新しいモーセのようでもあるイスラエルを統一して治めるリーダーであるダビデが与えられる。彼も命令を守ったので、祝福され、王として栄えた。そして彼の息子ソロモンが与えられ、第1列王記2:2-4で死ぬ前に命令を守るように言う。そこでダビデは主とモーセがヨシュアに言ったように強く、雄々しくあれと言う。そして律法を守って、主の道を歩むなら栄えると忠告する。ソロモンは最初は命令を守っていたが、あとになって王に与えられた3つの命令を破ってしまい、他の異邦人たちと同じようになってしまう。

最終的に新しいヨシュア(ヘブル語のイエス。両方とも救いの意味)、新しいソロモン(イザヤ書9:6にある平和の君との連想)である主イエス・キリストはヨハネによる福音書14:6にあるように「道、真理、いのち」である。私たちは主イエス・キリストに歩み、真理であり、言葉であるキリストの命令を守り、信じていのちの実を得るのである。