Subject:
詩篇1篇 まとめ
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/09/19 11:42
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇1篇についてまとめました。

まずは、構造を見てみましょう。+カンノパパの構造は大きく分けて3-4つに分か
れる。

1-2節 善悪を知っている(その人)
 A 1節 立つ
 B 2節 主の道を喜ぶ
C 3節 結実
C 4節 空実
5-6節 善悪をさばいてくださる(主)
 A 5節 立つ
 B 6節 主は道を知る

1節と5節は「立つ」というキーワードがあります。1節は、悪者のはかりごとに
「歩まず」、罪人の道に「立たず」、あざけるものの「座に着かなかった」とありま
すが、この「歩×」、「立×」、「座×」と言う三段階は、だんだん、入り込んでい
くものです。反対に5節は悪者が正しい者の集いに立てないということです。

また、2節と6節は並行しています。2節の始めには、「キー」があって、6節の始
めにも、「キー」があります。そして、他の節には出てこない、「主」と言う言葉も
2節と6節に出てきます。正しい者が主の教えを2節で喜ぶことの答として、6節で
主は正しい者の道をさばいてくださいます。2節に対する答は6節で表されている。
1節のようになれるのは2節に書かれているように、主の教えを喜んで、行っている
からです。主の教えとは「主の道」とも言えます。それは詩篇119篇を見れば分か
ります。

3節の言い方は、ヨシュア記1:8節にも出てきて、エレミヤ書17:8節にも出て
きます。この祝福はエデンの園の祝福であるとも言えます。この人は、豊かに実を結
び、栄えています。これを一言で言うと、「結実」ですね。最後の「何をしても栄え
る」と言うことは申命記29:9,申命記6章、第一列王記2:2-4,ヨシュア記
1:8に出てきます。

4節は、3節に対比しています。正しい者が豊かに実を結び、栄えることに対して、
悪者はもみがらのようで、実を結びません。これを一言で言うと、「空実」です。

この構造をエデンの園の中央に歩きに当てはめてみましょう。当てはめてみたら、こ
のようになりました。

1-2節 善悪の知識の木
 3節 いのちの木
 4節 反いのちの木 = 死の木
5-6節 善悪の知識の木

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