Subject:
詩篇2篇 エレミヤ書で「かせ」、「綱」、「くびき」(ケイヤ)�
From:
"Keiya Kanno" <keiya@kanno.com>
Date:
2003/09/25 15:16
To:
saiwainet@egroups.co.jp

こんにちは、+KannoKeiyaです。

今日の聖書研究では、主が備えてくださった今日の通読の箇所エレミヤ書27-31が詩篇2篇ととても似ていたので、比べました。そうするとエレミヤはこの書物でずっとユダがバビロンにさばかれることを預言しているので「かせ」、「綱」、「鎖」などのテーマはキーとなることが分かり、それでそれらがでてくる箇所を読んで詩篇との関連を見ました。

●2:20

最初から指摘されているイスラエルとユダの罪は偶像との姦淫、偶像礼拝であった。主は彼らを純粋なぶどうとして植えられたのに、悪いものとなった。彼らは自分たちと主を繋いでいる「くびきを砕き」、「なわめを解いて」主から逃げないと言いながら偶像礼拝を行った。

●3:19

主はイスラエルがご自分を父と呼び、従っているかと思ったが、彼らはその関係、くびきを壊し、裏切り、離れてしまった。

●5:5

エルサレムをすべて見ても偽り者だけで、真実を求める者はいない。それでエレミヤはさばきつかさ、リーダーたちの所に行ったが、彼らも主との関係を切り捨てていて、正しいさばきを行おうとはしていなかった。

●13:1-13

エレミヤは帯を腐らせるという行動によって預言をする。主はイスラエルとユダをご自分の帯として身に付けておられたが、彼らは逆らったので、腐ってしまい、役に立たないおのになってしまった。

これらの箇所を見たあとに2篇を見るとおもしろいことが分かる。2篇は主イエス・キリストの詩篇であるが、ここからキリストは戦いによって私たちを救われたことが分かる。その敵とは偽り者である。キリストは福音書で実際にパリサイ人、律法学者などの偽善者たちと戦われた。彼らはサタン(ヘブル語で偽り者)の手下である。それに対してキリストは真理であり、約束された救いを成就してくださった。これがキリストの働きであり、キリストの生涯を歌うヘンデルの「メサイア」でも表れている。