伊藤由美です
詩篇4篇の構造と問いを考えました。
[構造]
1~4
A 1:神の義(正しい者をあわれんで下さる)
2:人の罪(御名を汚す)
B 3:神の聖別(正しい者を分離する)
4:人(それゆえ静まれ)
5~8
A 5:捧げる義(義なる神に善を行なう)
6:人の傲り(善を行なわない)
B 7:神の祝福(神に従う喜び)
8:人(それゆえ静まる)
[テーマ]
・正しさ(義しさ)を認めて下さる神
・義のいけにえをささげること
[問い]
・1節の「ゆとり」はヘブル語では「広げる」であるが、これはどう考えればよいか。
(翼を広げる、おおう、といったことを連想する)
・2節の「栄光をはずかしめる」とは?
「むなしいもの・まやかしもの」は偽りのことなのか、偶像のことなのか?
・「静まる」という言葉からは、耳を澄ますということを連想し、
そうすると神を呼ぶ者は、今度自分を呼ぶ神の声(ex.�列19:12)を聞くべきではないかと考えるが?
・5節の「義のいけにえ」は具体的には何を指すか?「聖徒」との関連でいくと正しい礼拝か?
あるいは「砕かれたたましい」「自分を生きた聖い供え物として捧げる」ことか?
・6節の多くの者の発言をどう考えればよいか?
・7節の「喜び」はどういう喜びか?
[まとめ]
神は真実で正しい方なので、自分のすべてを捧げて正しくみことばに従う者を、
主にある安息のうちに入れて下さる。祝福を呪いにねじ曲げるサタンのささやきに耳を貸してはならない。
自分の心を治めて主ご自身の声を聞け。