Subject:
詩篇4篇 創世記との対比
From:
Date:
2003/10/07 15:33
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+KannoKeiyaです。

創世記との対比をしてみました。

6節の「多くの者が良い目を見る」という意味がよく分からなかったが、これは「楽
に良いものを得られないか」という意味であるということであった。これは日本語の
意味であるが、ヘブル語では「善を見たい」ということである。これは彼らが7節に
書かれている穀物と新しいぶどう酒だけをもとめている。これだけを求めているな
ら、2節に書かれているようにむなしいものとなる。

この「善」と「見る」ということは創世記の最初である。神は創造したあとにそれぞ
れのものを「見て」、それらを「善」とされた。そのことが最初にでてくるのは1:4
であるが、そこには詩篇4篇と関係ある言葉がある。それは「区別」である。そして
4:3では聖徒が「特別」にされている。「特別にする」ということは他のものと区別
するという意味がある。彼らは神に信頼しているので、多くのものはむなしいものを
求めているが、聖徒は御顔の光を求めているので、それと一緒に平安と穀物とぶどう
酒が与えられるのである。

またカインとアベルのストーリーも似ている。カインはアベルと一緒にいけにえを捧
げたが、主はそれを善としてくださらなかった。そのためにカインは顔を伏せて神を
見なかったのである。彼は本当は4節に書かれているように恐れて、静まるべきで
あったのに、怒り狂ったということも書かれている。そして最終的にアベルを殺して
しまった。

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+KeiyaKanno
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