Subject:
詩篇5篇の構造と問い
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/10/14 10:20
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇5篇の構造と問いを考えました。

【テーマ】
・わたしの言うことを耳に入れて下さい
・わたしの祈りを聞いて下さい
・主は悪を喜ばない
・自分を誇るものは御目の前に立てない
・わたしは主を恐れつつ聖なる宮に行く
・義によってわたしを導いて下さい
・悪者の口には真実がない
・主よ。彼らを滅ぼして下さい
・御名を愛するものは主を誇るように
・主は正しい者を祝福する

【構造】
1-3節 わたしの祈りを聞いて下さい

4-6節 主は敵を憎んで滅ぼされる
      自分を誇る者

7節 恐れつつ聖なる宮にひれ伏す

8-10節 敵の口には真実がない

11-12節 主に身を避ける者が喜ぶように
         主の御名を誇る者

【問い】
Q1. 3節で詩人は何を備えているのか?何のために備えているのか?

Q2. 7節の豊かな恵とは具体的になんなのか?

Q3. なぜ敵がこんなに増えていくのか?

Q4. 3節で、なぜ「朝明けに」という言葉が強調されているのか?なぜ夜ではないの
か?

Q5. 5-6節と8-10節で偽りを言っている者が出てくるが、これはサタンのことか?
違うのであればこれはだれのことか?

【気がついたこと】

・詩篇2篇からずーっと「恐れる」というテーマが続いている。

・また、詩篇2篇からずーっと「主に信頼する」というテーマも続いている。

・5節の「自分を誇る者」と11節の「主を誇る者」はつながっているのではないか

・「囲む」と言うことは、詩篇3篇のテーマでもある。

【100文字文】
主よわたしの祈りを聞いて下さい。敵が増えているからです。しかし、あなたは悪を
喜ばない神です。わたしの敵を滅ぼして下さい。彼らはあなたに逆らうのです。あな
たに身を避ける者が喜びますように。

【大切な節】
・11-12節 こうして、あなたに身を避ける者がみな喜び、とこしえまでも喜び歌い
ますように。あなたが彼らをかばってくださり、御名を愛する者たちがあなたを誇り
ますように。

主よ。まことに、あなたは正しい者を祝福し、大盾で囲むように愛で彼を囲まれま
す。

【3キーワード】
・聞
・住まい
・悪者

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