Subject:
詩篇6篇の構造と問い
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/10/20 11:10
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇6篇の構造と問いを考えました。

【テーマ】
・主よ御怒りで責めないで下さい
・わたしをあわれんでください
・わたしの骨は恐れおののいている
・帰ってきてください
・恵によってわたしをお救い下さい
・わたしの寝床は涙で漂っている
・わたしは敵のために弱まる
・主は私の祈りを聞かれた
・敵が恥を見ますように
・敵が恐れおののくように
・またたくまに恥を見るように

【構造】
A 1-3節 わたしは怒りによって恐れる

  B 4-5節 わたしを救いだしてください(祈り)
    4節 わたしを救ってください
     a 5a節 死の中では
      b 5b節 あなたを覚えない
     a 5c節 よみの中では
      b 5d節 あなたを賛美しない

    C 6-7節 寝床は涙で漂っている

  B 8-9節 主は私の願いを聞かれた

A 10節 敵が恐れおののくように
 a 10a節 恥見
  b 10b節 恐れおののく
 a 10c節 恥見

【問い】

Q1. なぜ神は怒っているのか?

Q2. なぜ詩人は恐れおののいているのか?

Q3. なぜ敵がすぐに恥を見るように願っているのか?

【気がついたこと】

・5節の言い方は有名である(30:9,88:10-12)。

【100文字文】
主よわたしを責めないでください。わたしを救ってください。わたしは敵によって
弱っているからです。しかし、主は私の祈りを聞かれた。

【大切な節】
・1節 主よ。御怒りで私を責めないでください。激しい憤りで私を懲らしめないで
ください。

【3キーワード】
・恐れ
・恥
・救い

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