Subject:
詩篇4篇 「よみ」
From:
"Shou Itou" <shou@bmmn.bias.ne.jp>
Date:
2003/10/21 22:47
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、伊藤将です。

詩6:5節の「よみ」についての箇所を見ました。全部で63個あります。

【創世記37:35】
彼の息子、娘たちがみな、来て、父を慰めたが、彼は慰められることを拒み、「私
は、泣き悲しみながら、よみにいるわが子のところに下って行きたい。」と言った。
こうして父は、その子のために泣いた。

ヨセフは兄弟たちから、高ぶった夢を見ていると思われ、エジプトに売られてしまっ
た。ヤコブは息子たちによってヨセフを失ったことを悲しみ、涙を流している。

【申命記32:22】
わたしの怒りで火は燃え上がり、よみの底にまで燃えて行く。地とその産物を焼き尽
くし、山々の基まで焼き払おう。

この箇所はモーセが生前に歌った歌の一部である。イスラエルは神から離れて怒りを
招き、神は彼らを退けた。彼らへの怒りはよみまで及ぶ。

【Ⅰサムエル2:6】
主は殺し、また生かし、よみに下し、また上げる。

この箇所はハンナがサムエルを産んだ後、神に祈った感謝の祈りである。主は全てを
支配しており、貧しい者を高く上げ、高ぶる者を低くされる。

【詩篇49:14-15】
彼らは羊のようによみに定められ、死が彼らの羊飼いとなる。朝は、直ぐな者が彼ら
を支配する。彼らのかたちはなくなり、よみがその住む所となる。しかし神は私のた
ましいをよみの手から買い戻される。神が私を受け入れてくださるからだ。

14節は6篇とは対照的である。6篇では詩人(ダビデ;正しい者)がよみにいるが、この
詩篇では愚か者がよみにいる。
15節は6篇と似ている。この詩篇の詩人は4篇の詩人(ダビデ)と同じようによみにいた
が、神は祈りを聞いて、贖いだしてくださる。

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   Shou Itou
   mailto:shou@bmmn.bias.ne.jp
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