Subject:
詩篇10篇 対比
From:
"Miwaza Kanno" <miwaza@kanno.com>
Date:
2003/11/27 12:51
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

みーちゃんです。

詩篇10篇と9篇を対比しました。

■敵を消すということについて:

詩篇9篇にも10篇と同じように、敵を消すというテーマが繰り返し話されていま
す。しかし、9篇の場合、詩人は救われたあとに、神様が敵を消してくださったと言
うことを賛美しています。10篇の場合、苦しみの中から、敵がさばかれるように
と、祈っている状態です。

■主は弱い者を忘れない:

詩篇9篇で、詩人は主が貧しい者、弱い者を忘れないと言うことを、はっきりと確信
していることがわかります。しかし、10篇で詩人は敵に待ち伏せされ、とても苦し
い状態にいます。というのは、10篇では敵が詩人より上にいると言うように詩人が
感じているということです。

■この世で栄えている者たち:

詩篇10篇は詩人が、9篇で主に立ち上がってください、敵が人間を誇らないために
と言った、その人間が勝ち誇っている状態に置かれているようです。敵の道はいつも
栄えているように見えていて、敵が主を呪っているからです。

■主は正しいさばきを行われる方:

詩篇9篇では、主が義の審判者として、はっきりと王座について、正しいさばきが行
われているとかいてありますが、10篇で貧しい者は敵に狙われ、不幸な物たちは、
しいたげられています。そのため、10篇ではまだ、助けを求めている状態だと言え
るでしょう。

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