Subject:
詩篇10篇と詩篇9篇の対比のまとめ(ケイヤ)
From:
Date:
2003/11/28 16:48
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+KannoKeiyaです。

詩篇10篇と詩篇9篇の対比をまとめました。

●しいたげ、攻撃を覚える

9篇と10篇とでは攻撃が少し違う。

9篇では周りの国々、異邦人が詩人を攻撃しているのを覚えてくださいと願っている
のに対し、10篇では国の中にいる同国人がしいたげていることを覚えてくださいと
願っている。これはネヘミヤの時代にもあった。彼の時代にエルサレムの城壁を建て
ようとすると周りの国々のモアブ、サマリヤなどが反対して彼らと戦ったが、同時に
中にいて貧しい者たちを利用して自分を肥やしている悪い指導者たちも取り扱わなけ
ればならなかった。この状態は9篇と10篇そのものである。

●神は高さと悪は高慢

神は高い所におられて、すべてを支配しておられる王であるが、敵はこれに対して自
分たちが神々であり、神はいないと言って自分たちを高くし、高慢になっている。し
かし、最終的に彼らは自分を高くしているので滅ぼされ、神とその民が高くされる。
これは次にでてくるポイントともつながる。

●本物の神と神々

主は本物の神として支配しているが、敵は自分たちが神々であって他に神はいないと
言っている。これは両方の詩篇で永遠に関する言葉を見るとよく分かる。主は世々限
りない王であるのに、悪者は自分たちが代々にわたって滅ぼされないと考えている。
しかし、神は世々限りない本物の王として敵の名が永遠に覚えられないようにする。

●あわれみの王としいたげの王

9篇で主は貧しい者をあわれみ、彼を助けてくださるが、それに対して敵は貧しい者
たちをしいたげていて彼らを滅ぼそうとしている。

●神の子とサタンの子

サタンの子は神が愛している神の子らを攻撃して、彼らを滅ぼそうとしている。しか
し、彼らは自分たちが滅ぼされることを知らない。

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