Subject:
詩篇11篇の構造と問い
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/12/01 10:55
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇11篇の構造と問いを考えました。

【テーマ】
・わたしは主に身を避ける
・悪者は直ぐな人を攻撃している
・主の王座は、宮、天にある(主は王である)
・主の目は正しい者と悪者を調べる
・主は暴虐を好む者を憎む
・主は悪者をさばかれる
・主は正義を愛される
・直ぐな人は主を注視する

【構造】

◎ 1a節 主に身を避ける
× 1b-2節 攻撃(悪者→心の直ぐな人)
◎ 3節 拠り所が壊された時
☆ 4a節 主は王である
△ 4b-5a節 主は悪者と正しい者を調べる(注視)
◇ 5b節 主のみこころは暴虐を好む者を憎む
× 6節 主のさばき(主→悪者)
◇ 7a節 主は正義を愛される
△ 7b節 直ぐな人は御顔を注視する

【問い】

Q1. 「鳥のようにおまえたちの山に飛んでいく」とはどのような意味があるのか?

Q2. 「聖座」と「王座」の違いは何なのか?

Q3. 主のみこころが暴虐を好む者を憎むとはどういうことか?みこころはどのように
憎むのか?

【気がついたこと】

・4節の「聖座」という言い方は、聖書の中に一回しか出てこない。

・6節の主の悪者に対するさばき方が、詩篇18篇に似ている。

【100文字文】
悪者は直ぐな人のたましいに対して、言う。しかし、主は王であり、悪者と正しい者
を調べる。

【大切な節】
・4節 主は、その聖座が宮にあり、主は、その王座が天にある。その目は見通し、
そのまぶたは、人の子らを調べる。

【3キーワード】
・身を避ける
・直ぐな人
・調べる

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