Subject:
いのちのことば社 新聖書講解シリーズ 詩篇41篇 富井悠夫著
From:
"Miwaza Kanno" <miwazaML@kanno.com>
Date:
2001/06/26 14:26
To:
+さいわいネット <saiwainet@egroups.co.jp>

菅野みわざです。

■参考とした文献:
いのちのことば社 新聖書講解シリーズ 詩篇41篇 富井悠夫著

■題:
弱っている者への配慮(あわれみ)

■概説:
ここは詩篇第1巻の結びとして1篇との言葉の似ているところがある。
この詩篇が病気の中で作られたのか癒された後に作られたのかはわからない。
この詩篇がダビデのどこの話かと考えると、2サムエル15章のアブシャロムの謀反のときであったらしい。

■構造:
1-3 親切を施すものへの祝福
4-9 弱っている者の苦しみ
10-12 弱っている者の祈り
13 結びの頌栄
 
■大切なこと:
1節は1篇の1と同じ言い方で始まっている。
「弱っている者とは」体においても、社会の中で困っている状態のことである。
「災いの日に」とは正しい者にも災いがあるということを表している。
3節は病気のとこの中で、主が看病してくださり、また直してくださると確信している。
4節以下でダビデは自分の体験を言いながら、弱っている者の苦しみが罪によることをいっている。
5節の「その名は滅びる」とは、家系全体の断ち切られることを願っている。
6節の「見舞いに来ても」とは、敵の1人を示すのであって、一般のお見舞いではない。
7節の「共にささやき」とは、58篇の5節の「蛇使いの声」と同じ動詞が使われているので、ダビデの誌を願って呪文を言うという解釈もある。
8節の「邪悪」なものとは、18篇の4節の「滅び」と同じである
9節はヨハネ13章の18節でイエスがイスカリオテのユダについて引用されている。
13節の「アーメン、アーメン」は応答である。
 
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 Miwaza Kanno
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 God bless you!
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