Subject:
詩篇11篇 関連箇所
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/12/03 11:54
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇11篇と関連している、「ソドムとゴモラ」、「ゴグとマゴグ」、「AD70年」に
ついてみました。

特に関連しているのは、「ソドムとゴモラ」の話で、他の話には、「火と硫黄」につ
いて出てくる。

■ソドムとゴモラ:[創世記19章]

御使いはソドムの人々がロトを攻撃した時に、避け所である、ロトの家に隠れたが、
ロトは二人の娘たちを避け所から出してしまった。

御使いはロトと彼の妻と彼の二人の娘たちを連れて、「山に逃げなさい」という。し
かし、ロトは山に逃げず、小さい町に逃げた。

また、御使いはロトと彼の妻と彼の二人の娘たちに、「後ろを振り向いてはいけませ
ん」という。これは、絶えず、山を見ていなさいという意味である。

しかし、ロトの妻は、山を見ず、後ろを振り返ってしまったので、塩の柱となってし
まった(詩篇11篇で神様の御顔を見るように言われている)。

神様は火と硫黄をソドムとゴモラの上に、天から降らせた(創世記19:24にでて
いる。また、24節のクロスリファレンスを見ると、詩篇11:6がでている。)。

■ゴグとマゴグ:[エゼキエル書38-39章]

主は剣を呼び寄せて、「山々」でゴグを攻めさせる。

また、主は豪雨や雹や火や硫黄を降り注がせる(22節のクロスリファレンスにも詩
篇11:6がでている)。

ここでは、特に「山に逃げなさい」とは言われていない。

また、黙示録20:8-10にもゴグとマゴグについてのさばきが出てくる。彼ら
は、都を取り囲んでいると、火によって焼き尽くされた。彼らを惑わした悪魔は、火
と硫黄の池に投げ込まれた。

*特に関係ないかもしれないが、エゼキエル38:1で、「顔」をゴグとマゴグに向
けよと言っている。詩篇11篇では、御顔を主に向けると言っている。

■最後のさばき、主の日:[マタイによる福音書24章、ルカによる福音書17章、黙示
録]

キリストは、弟子たちに、キリストのこられる時、世のおわりにどのようなことが起
こるのかを教えられる。

「荒らす憎むべき者」が、聖なるところに立つのを見たなら、ユダヤにいる人々は
「山に逃げなければならない。」(マタイ24章、ルカ17章)

幻の中で、見た馬とそれに乗る人々の口からは、火と煙と硫黄とが出ていた。それら
のために人類の三分の一は殺された。(黙示録9章)

だれでも、獣と象を拝み、ひたいに刻印を受けるなら、神の怒りの杯に注がれた神の
怒りのぶどう酒を飲み、火と硫黄とで苦しめられる(詩篇11:6で、悪者の受ける
杯の分け前について書かれているのと似ている)。(黙示録14,19章)

おくびょう者、不信仰の者、憎むべき者、人を殺す者、不品行の者、魔術を行う者、
偶像を拝む者、偽りを言う者どもの受ける分は、火と硫黄の池の中にある(黙示録21
章)。

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