Subject:
詩篇11篇の緑本の注解書
From:
"+shinya@kanno.com" <shinyaML@kanno.com>
Date:
2003/12/04 11:21
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

+ちゃんくんです。

詩篇11篇の緑本の注解書を見ました。

本編は短いが信仰の確認を表す点ですぐれた内容である。

詩篇11篇はアモス書五7に見られるように宗教的、社会的にも道徳の基礎が捨てられ
てしまった時代を背景にして見る。
カークパトリックは表題のようにダビデの作であり、
彼がサウルに追われた時の背景である。(1サムエル27:1-)

本文はエレミヤや詩篇などに似た点を見ることができる。

詩人は苦難の時に神の宮と思われる場所に逃げれたのであろうが、
友人は「山に逃れなさい」と詩人を勧めた。
彼は二つの理由からこれを拒否した。
①神への不変の信仰である
②社会的連帯感である

1-3節の詩人の確信と表明と、
4-7節は義なるさばきの主であり、
弁護者であるヤハウェへの信仰の確認である。

■神に逃れよ

4節もたぶん詩人が神の宮にいたのであろうと思わせる。
身を避けることは普通では本能的に身をかわす逃亡であるが、
主に身を避けることは勇気が必要である。

火と硫黄というときにはたぶんここではソドムとゴモラのことを思い出す。
ロトは御使いに山に逃げなさいと言われたときにその命に従わなかった。

まだ途中です。

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