Subject:
詩篇13篇 敵が勝つ、喜ぶ
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"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/12/17 11:55
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇13篇の4節の、「敵が勝っている、勝たないように」というのと、「敵が喜ん
でいる」というのを探しました。

■敵が勝ちおごる

□詩篇12:4

彼らはこう言うのです。「われらはこの舌で勝つことができる。われらのくちびるは
われらのものだ。だれが、われらの支配者なのか。」

*悪者は、詩人に対して、「舌」で勝っていると言っている。

□詩篇25:2

わが神。私は、あなたに信頼いたします。どうか私が恥を見ないようにしてくださ
い。私の敵が私に勝ち誇らないようにしてください。

□詩篇41:11

このことによって、あなたは私を喜んでおられるのが、わかります。私の敵が私に勝
ちどきをあげないからです。

□哀歌1:9

彼女の汚れはすそにまでついている。彼女は自分の末路を思わなかった。それで、驚
くほど落ちぶれて、だれも慰める者がない。「主よ。私の悩みを顧みてください。敵
は勝ち誇っています。」

■敵が喜ぶ

□詩篇30:1

主よ。私はあなたをあがめます。あなたが私を引き上げ、私の敵を喜ばせることはさ
れなかったからです。

*この詩篇は、詩篇13篇と同じように、詩人を救ってくださったので、歌を歌って
いる。7節では、神様が御顔を隠されていたと言っているが、13:1と同じであ
る。また、9節で、死んでいる状態では、主をほめたたえることができないと13:
3と同じことを言っている。

□詩篇35:19

偽り者の、私の敵を、私のことで喜ばせないでください。ゆえもなく私を憎む人々が
目くばせしないようにしてください。

□詩篇35:24

あなたの義にしたがって、私を弁護してください。わが神、主よ。彼らを私のことで
喜ばせないでください。

□詩篇38:16

私は申しました。「私の足がよろけるとき、彼らが私のことで喜ばず、私に対して高
ぶらないようにしてください。」

*詩篇13:4も同じことを言っている、詩人の足がよろける時に敵は高ぶってい
る。

□詩篇89:42

あなたは彼の仇の右の手を高く上げ、彼の敵をみな喜ばせておられます。

*このあとの46節で、主よ。いつまででしょうか。あなたはいつまでも身をお隠し
になるのでしょうか。いつまで怒っておられるのですかと言っている。

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