Subject:
詩篇13篇 詩篇30篇との対比
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/12/18 12:49
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇13篇と詩篇30篇がすごく似ていたので、見てみました。

■同じ所:

□敵が喜ぶ

詩篇13篇の4節で、詩人は敵が喜ばないようにと願っています。同じように詩篇30篇
の1節でも、主が詩人の敵を喜ばせなかったことを喜んでいる。

□いのちを与えられた

詩篇13篇の3節で、詩人は死の眠りにつかないようにと、死ぬことがないように祈っ
ている。詩篇30篇の3節でも主が詩人をよみから引き上げて、生かして下さったと
言っている。

□ゆるがない

詩篇13篇の4節で、詩人は自分がよろめいた時に、敵が喜ばないようにと言ってい
る。詩篇30篇の6節では、詩人は、決してゆるがされないと言っている。

□御顔を隠される

詩篇13篇の1節で、詩人はいつまで御顔を隠されるのですかと言っている。詩篇30篇
の7節で、あなたが御顔を隠され、私はおじ惑っていましたがと言っている。

□死んだら…

詩篇13篇の3節で、私が死の眠りにつかないようにと言っている。その理由が30篇の9
節に書かれている。私が墓に下っても、何の益があるのでしょうか。ちりがあなたを
ほめたたえるでしょうか。あなたのまことを告げるでしょうか。

□主に歌を歌う

詩篇13篇の5-6節で、詩人は神様に救われたことを喜び、主に歌を歌っている。詩篇
30篇の4,5,11,12節でも、救われたことを感謝して、喜んで、ほめ歌を歌っている。

□悲しみが喜びに

詩篇13篇の2節で、詩人は心の中に一日中悲しみがあると言っているけれども、詩篇
13篇の5節では、心に喜びがある。同じように詩篇30篇の5節で、詩人は、夕暮れに涙
を流しても、朝明けには喜びの叫びがあると言っている。また、11節でも、詩人は
主が嘆きを踊りに変えて下さったと言っている。

□御怒りはいつまで

詩篇13篇の1-2節で、「いつまで」と何回も言っています。それで、「いつまで」と
言っている箇所を見ると、神様が怒っていて、いつまでと言っていることが分かりま
す。詩篇30篇の5節を見ると、神様の御怒りはつかの間であると言っています。

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