Subject:
詩篇14篇の構造と問い(+ちゃんくん)
From:
"+shinya@kanno.com" <shinyaML@kanno.com>
Date:
2003/12/22 10:35
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

+ちゃんくんです。

詩篇14篇の構造と問いを考えました。

『テーマ』

・悪者は神はいないと言っている
・善を行う者はいない
・主は天から人の子らをみおろす
・主は悩む者のとりで(正しい者とともにいる)
・イスラエルの救いがシオンからくるように

『構造』

A 1 神はいない
  B 2-3 主は天から人の子らをみる
  B 4-6 主は悩む者の避け所
A 7 主の救いがシオンからくるように

4-6の所がABABになっている。

4 主を呼び求めない
5 主は正しい者とともにいる
6A おまえたちは悩む者に対して計画している
6B しかし、主は悩む者の避け所である

『問い』

・イスラエルはどのような救いを与えられれば解決するのか?
・正しい者の一族とは歴史的に何をあらわすのか?

『気がついたこと』

・「神はいない」 ― 詩篇の中で一番の攻撃である
・14:1-3は135:1-を思い出す
・14:7は135の最後の節を思い出す
・イスラエルの救いがシオンからくるように(都上りの歌)
・主がとりこになった御民を返される時(詩篇126:1)

『説明文』

愚か者は心の中では「神はいない」といっている。
主は天から人の子らを調べ、善を行う者がいるかどうかをご覧になる。

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