Subject:
詩篇14篇 「愚か者と知恵のある者」
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/12/25 11:17
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

箴言の中で、「愚か者と知恵のある者」が対比されている所を見ました。

■箴言1:7

主を恐れることは知識の初めであるが、愚か者は知恵と訓戒をさげすむ。

■箴言3:35

知恵のある者は誉れを受け継ぐが、愚か者は恥を受け継ぐ。

■箴言10:1

知恵のある子は父を喜ばせるが、愚かな子は母を悲しませる。

■箴言10:8

心に知恵がある者は命令を受け入れるが、むだぐちをたたく愚か者は踏みつけられ
る。

■箴言10:14

知恵のある者の口は知識をたくわえるが、愚か者の口は滅びる。

■箴言10:21

正しい者のくちびるは多くの人を養うが、愚か者は思慮がないので死ぬ。

■箴言10:23

愚かな者には悪事が楽しみであるが、英知のある者にとっては知恵が楽しみである。

■箴言12:15

愚か者は自分で自分の道を正しいと思うが、知恵のある者は忠告を聞き入れる。

■箴言12:16

愚か者はすぐに怒りを表すが、利口な者ははずかしめを受けても黙っている。

■箴言12:23

利口な者は自分の知識を隠すが、愚かな者は自分の愚かさを言いふらす。

■箴言13:16

利口な者は自分の知識によって行動するが、愚か者は自分の愚かさを言い広める。

■箴言13:20

知恵のある者と共に歩む者は知恵を得るが、愚かな者の共となる者は害を受ける。

■箴言14:1

知恵のある女は自分の家を建てるが、愚かな女は自分の手で自分の家を壊す。

■箴言14:3

愚かな者の口には誇りの若枝があるが、知恵のある者のくちびるは自分の身を守る。

■箴言14:8

利口な者は自分の知恵で自分の道をわきまえるが、愚かな者は自分の愚かさで、自分
を欺く。

■箴言14:24

知恵のある者の冠は知恵であるが、愚かな者のかぶり物は自分の愚かさである。

■箴言15:2

知恵のある者の舌は知識を良く用いるが、愚かな者の口は愚かさをはき出す。

■箴言15:14

悟りのある者の心は知識を求めるが、愚かな者の口は愚かさを食いあさる。

■箴言15:20

知恵のある子は父を喜ばせ、愚かな子はその母をさげすむ。

■箴言16:22

思慮を持つ者にはいのちが泉となり、愚か者には愚かさが懲らしめとなる。

■箴言17:10

悟りのある者を一度責めることは、愚かな者を百度むち打つよりもききめがある。

■箴言20:3

争いを避けることは人の誉れであるが、愚か者はみな争いを引き起こしてしまう。

■箴言26:3,4,5,6,7,8,9,10,11

馬のためにはむちがあり、ろばのためにはくつわがあり、愚かな者の背のためにはつ
えがある。

愚かな者にその愚かさにしたがって答をするな、自分も彼と同じようにならないため
だ。

愚かな者にその愚かさにしたがって答をせよ、彼が自分の目に自らを知恵ある者と見
ないためだ。

愚かな者に託して事を言い送る者は、自分の足を切り去り、身に害をうける。

あしなえの足は用がない、愚かな者の口には箴言もそれにひとしい。

誉を愚かな者に与えるのは、石を石投げにつなぐようだ。

愚かな者の口に箴言があるのは、酔った者が、とげのあるつえを手で振り上げるよう
だ。

通りがかりの愚か者や、酔った者を雇う者は、すべての人を傷つける射手のようだ。

犬が帰って来てその吐いた物を食べるように、愚かな者はその愚かさをくり返す。

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