Subject:
詩篇14篇 愚か者について(ケイヤ)
From:
Date:
2003/12/25 11:24
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+KeiyaKannoです。

「神はいない」と言って、ばかにしている「愚か者」とは誰なのかを見て、まとめま
した。「愚か者」について調べるのは、知恵のある者とは何かをもっとよく知り、知
恵のある者になるためである。

●全般

普通に「愚か者」という言い方をする時はばかであるという意味である。彼らの反対
は頭のよい人であるということになるが、聖書では違う。

愚か者の反対は2節にある「悟りのある者」である。彼らは別の言い方をすると知恵
のある者になる。彼らに悟りがあり、知恵があるのは主を恐れているいるからである
ということは知恵の書と呼ばれる箴言1:7から教えられる。そうすると愚か者とは神
を悟っていない、神を恐れない者のことを指しているということになる。彼らは神を
恐れていないので、「神はいない」ということを言うのである。

●有名な愚か者

ナバルは聖書の中で最も有名な愚か者である。

彼の名前自体が「愚か者」という意味である。もともとはナバルに似ているような言
い方の名前であったのだが、聖書にはこの名前しか書かれていない。

ダビデは荒野の中をサウルから逃げている時に彼が羊の毛を刈る祝いをするというの
で、行こうとするが、愚か者のナバルはダビデがしてくれたことも忘れて彼を「知ら
ない」と言う。それでダビデは怒って彼を殺そうとするが、ナバルの妻アビガイルは
それをやめてくれるように願う。彼女は知恵のある女であり、ダビデが信頼していた
助言者アヒトフェルの親戚であった。そのためにナバルはダビデによって殺されはし
なかったが、主は彼を殺す。

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+KeiyaKanno
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