Subject:
詩篇15篇 関連箇所
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2003/12/30 12:09
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇15篇と関連している箇所を見てまとめました。

■詩篇24:3-6:

だれが、主の山に登りえようか。だれが、その聖なる所に立ちえようか。

手がきよく、心がきよらかな者、そのたましいをむなしいことに向けず、欺き誓わな
かった人。

その人は主から祝福を受け、その救いの神から義を受ける。

これこそ、神を求める者の一族、あなたの御顔を慕い求める人々、ヤコブである。

□分かること、対比されている所:

主の山に登り、聖なるところに立つことができるのは、手、心がきよく、たましいを
むなしいことに向けず、欺き誓わなかった人である。その人は、主から祝福を受け、
救いを神から義を受けることができる。

これこそ、神を求める者の一族、神の御顔を慕い求める人々、ヤコブであることが分
かる。

*この詩篇は詩篇15篇を引用している。

■イザヤ書33:14b-16:

「私たちのうち、だれが焼き尽くす火に耐えられよう。私たちのうち、だれがとこし
えに燃える炉に耐えられよう。」

正義を行なう者、まっすぐに語る者、強奪による利得を退ける者、手を振ってわいろ
を取らない者、耳を閉じて血なまぐさいことを聞かない者、目を閉じて悪いことを見
ない者、

このような人は、高い所に住み、そのとりでは岩の上の要害である。彼のパンは与え
られ、その水は確保される。

□分かること、対比されている所:

14節のところで、「だれが」と二回繰り返していっている。焼き尽くす火に耐えら
れる者は、正義を行う者、まっすぐに語る者、利得を退ける者、わいろを取らない
者、耳を閉じて、聞かないべきことは聞かないもの、目を閉じて悪を見ないものであ
る。

このような人は、高い所(山、聖なる所)に住み、その人のとりでは岩の上の要害で
ある(その人は決してゆるがされない)。

■マタイ25:31-46:

人の子が、その栄光を帯びて、すべての御使いたちを伴って来るとき、人の子はその
栄光の位に着きます。

そして、すべての国々の民が、その御前に集められます。彼は、羊飼いが羊と山羊と
を分けるように、彼らをより分け、

羊を自分の右に、山羊を左に置きます。

そうして、王は、その右にいる者たちに言います。『さあ、わたしの父に祝福された
人たち。世の初めから、あなたがたのために備えられた御国を継ぎなさい。

あなたがたは、わたしが空腹であったとき、わたしに食べる物を与え、わたしが渇い
ていたとき、わたしに飲ませ、わたしが旅人であったとき、わたしに宿を貸し、

わたしが裸のとき、わたしに着る物を与え、わたしが病気をしたとき、わたしを見舞
い、わたしが牢にいたとき、わたしをたずねてくれたからです。』

すると、その正しい人たちは、答えて言います。『主よ。いつ、私たちは、あなたが
空腹なのを見て、食べる物を差し上げ、渇いておられるのを見て、飲ませてあげまし
たか。

いつ、あなたが旅をしておられるときに、泊まらせてあげ、裸なのを見て、着る物を
差し上げましたか。

また、いつ、私たちは、あなたのご病気やあなたが牢におられるのを見て、おたずね
しましたか。』

すると、王は彼らに答えて言います。『まことに、あなたがたに告げます。あなたが
たが、これらのわたしの兄弟たち、しかも最も小さい者たちのひとりにしたのは、わ
たしにしたのです。』

それから、王はまた、その左にいる者たちに言います。『のろわれた者ども。わたし
から離れて、悪魔とその使いたちのために用意された永遠の火にはいれ。

おまえたちは、わたしが空腹であったとき、食べる物をくれず、渇いていたときにも
飲ませず、

わたしが旅人であったときにも泊まらせず、裸であったときにも着る物をくれず、病
気のときや牢にいたときにもたずねてくれなかった。』

そのとき、彼らも答えて言います。『主よ。いつ、私たちは、あなたが空腹であり、
渇き、旅をし、裸であり、病気をし、牢におられるのを見て、お世話をしなかったの
でしょうか。』

すると、王は彼らに答えて言います。『まことに、おまえたちに告げます。おまえた
ちが、この最も小さい者たちのひとりにしなかったのは、わたしにしなかったので
す。』

こうして、この人たちは永遠の刑罰にはいり、正しい人たちは永遠のいのちにはいる
のです。」

□分かること、対比されている所:

人の子が栄光を帯びて、御使いたちを伴ってくる時に人の子は栄光の位につく。そし
て、羊とやぎを分ける。詩篇15篇でも、だれが幕屋に宿る者か、そうでない者かを
区別している。

右にいる人たちの正しい行いとは、空腹の時に食べ物を与え、飲み物を与え、宿を貸
し、着物を与え、病気の時に見まい、牢にいる時に尋ねたということである。その者
たちは御父に祝福された人たちである(詩篇24篇)。

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