Subject:
カルヴァン聖書註解 詩篇41篇1節
From:
"Miwaza Kanno" <miwazaML@kanno.com>
Date:
2001/06/30 9:07
To:
+さいわいネット <saiwainet@egroups.co.jp>

みーちゃんです。
1節についてのカルヴァンの解釈を見ました。
 
■参考とした文献:
カルヴァン聖書註解 詩篇41篇1節
 
■カルヴァンの1節の訳:
貧しい者(1)について賢く判断するものはさいわいです。
主は彼を(2)災禍(わざわい)の日に救い出されるでしょう。
 
(1)あるいは[苦しめられる者を]。
(2)すなわち[苦しめられる者]。
 
■大切なこと:
解釈者たちは、ここでは人間の素晴らしさがほめたたえられていると、考える。
ダビデがほめたたえているのは、苦しめられている人々について、気をつけて、慎みを持って、さばきをなす者たちのいつくしみ深さである。
「Maschil」は1節の賢く判断するものという意味。
神がそのしもべらをさばかれることについて、賢い判断をするものらを、幸いであるとダビデが呼ぶのはなぜか、ということを理解する必要がある。
苦難がダビデに追い迫ったとき、多くの人は彼を滅びた者、救いの望みを失ったものと考えた。
ダビデの身に起こったことは、あのヨブの身にも起こったことである。
神様はいろいろな理由で、信仰者を試験する。
私たちは、この聖霊の証から、学ぶべきである。
もし、自分がこのような打ち倒された状態なのを見ても、試練に陥らないように、この慰めによってみずから武装するべきである。
それはわれわれが、知らずに絶望に陥ることのないためである。
これこそが、この個所の教えの真の使い方である。
 
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 Miwaza Kanno
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 God bless you!
 !かにかに!かにかに!y(^o^)y
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