Subject:
詩篇17篇と創世記1-3(ケイヤ)
From:
Date:
2004/01/15 12:26
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは、+KeiyaKannoです。

詩篇17篇と創世記1-3、特に3章との対比をしました。

1章と2章の最初で神は7日間でこの世を創造されたということが書かれているが、毎
回、神は創造するとその造ったものを「見て」、それを善とされた。ここの見るとい
うことの中にはさばきという意味も含まれている。ただ眺めているのではなく、それ
が良いものか悪者かを見ているのである。これは17:2, 3とつながっている。

また創造する中に造るだけではなく、造ったものを分けるということが含まれてい
る。これはさばきをするということと同じである。

6日目に神はご自分に似るように、似姿として人間を創造された。彼らは神のように
この世のものを支配し、さばくように神に言われた。

2章で人間に最初に与えられた働きは動物に名前を付けるということであった。人は
それぞれの動物を見て、区別し、さばいてそれぞれに適切な名前を付けた。その名前
を付けることを「見ていた」神は彼がやったことをさばいていたのである。

3章で獣の中で一番狡猾であった蛇はエバに対して攻撃を仕掛ける。その子孫は17:12
にでてくる義人を襲う獅子たちである。彼らはたましいを攻撃するが(17:13)、同
じように蛇はエバに対して攻撃し、たましいを滅ぼした。

蛇は女に対して偽りの言葉によって攻撃している。これは悪者の攻撃の仕方である。
彼らは偽りを語ることによって神の義のさばきを曲げて、神を悪であるとした。

女がだまされて、善と悪の知識の木を「見た」時にそれは良いものであった。それで
彼女と人が食べると、サタンが言った通りに「目」が開けたが、彼らは自分たちが裸
で、神のようではないということを見てしまった。

それで人と女は見えないように神から隠れてしまった。本当の正しい関係なら、神の
御翼の陰に隠れるはずである。しかし、正しい関係は壊れてしまったので、葉の陰に
隠れることになった。彼らは御顔を見ることができなくなってしまったのである。

彼らに対するさばきの1つに苦しんで子を産むということが含まれている。これは
17:14と関連している。悪者は宝に満ちていて、その宝を子孫に与えるようになる
が、正しい者の子孫はいつも不妊が多い。彼らは蛇に対するさばきの中に女の子孫が
蛇を滅ぼすと言われているのを覚えているので、子孫がいないということは敗北につ
ながることを知っている。

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