こんにちは、+イトウショウです。

岩についての箇所を見ました。

【民数記20章】

イスラエルは水がないので、主に文句を言った。モーセとアロンは天幕に行き、主は
モーセに岩に「命じて」水を出すように命令した。が、モーセは岩を「打って」水を
出した。それで、モーセはこの罪により、約束の地に入れなくなった。

この箇所はモーセのたった一つの罪の箇所として有名である。モーセは、水の底を現
し、イスラエルを救われた主を自分の岩としなかったので、神はその行いに応じて罰
を与え、モーセを約束の地に入れないことにした。

罰はモーセにとってあまりに厳しすぎるように見える。が、彼は全イスラエルのリー
ダーで、リーダーが罪を犯したら全体が罪を犯すことになるので、リーダーに厳しい
罪を与えなければならなかった。それは、民が主こそ裁き主であると知るためであっ
た。

【第1サムエル2章】

この章の前半はハンナの祈りとして有名である。ハンナの祈りの中には詩篇18篇（2
サム22章）と明らかに共通している部分がある。その一つは今見ている「岩」と言葉
についてである。ハンナとダビデは両者とも、主は我が岩であると告白している。

次に「主は低い者を高くし、高い者を低くする」というテーマもつながっている。ダ
ビデはこれを実際に体験した。すなわち、従順で低かったダビデは王にまで地位を上
げられ、主に逆らい王であったサウルは裁かれ死んだということである。

このように、この二人の祈りにはたくさんの共通点がある。

【ルカ2章（ゼカリヤ、マリヤの祈り）】

この二つの箇所は、「岩」という言葉ではつながらないが、他のテーマが書かれてい
る。それは、「主は低い者を高くし、高い者を低くする」ということである。この中
で、マリヤの祈りと上記のハンナの祈りも似ている。マリヤの祈りの中には「主は救
いの角」や「主が道を備える」ということも書かれている。

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   Shou Itou
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