こんにちは。菅野みくにです。

詩篇18篇の全体の構造を見たあとに、小さなキアスマスを見ました。

■4-5節

4 a 取り巻く　　b 死　綱
   b 滅び　　　　b おののかせる

5 b よみ　綱　　a 取り囲む
   a 待伏　　　　b 死

上の図を見れば分かるように、これは、「ABBABAAB」になっている。直訳を見ればキ
アスマスになっていることが分かる。

■37-40節

a 37 追　滅び
　b 38 打ち砕く　立×　倒
　b 39 力　立つ　敵伏
a 40 背を見せる（追う）　滅び　

ここでは、「ABBA」になっている。また、敵は滅びて、わたしには力が与えられて、
敵を打ち砕いている。

■20-24節

a 20 わたしの義・手の聖さ・償い
　b 21 道　罪を遠ざける
　　c 22a 裁きが前にある
　　c 22b おきてを遠ざけない
　b 23 全く　罪を遠ざける
a 24 わたしの義・手の聖さ・償い

詩篇18篇を見れば分かるように、２０節と２４節は同じである。また、２1-２３節で
は、「遠ざける」、「前にある」、「遠ざけない」と言うことが出てくる。

---------------------------
＋かんのみくに＠カンノファミリー
  mailto:mikuni@kanno.com
  http://mikuni.net/
  お手紙好きのくーちゃん
---------------------------