Subject:
注解書のまとめ(こう)
From:
"Koh Aoki" <koh@arkios.co.jp>
Date:
2004/01/28 20:42
To:
"saiwainet" <saiwainet@egroups.co.jp>

こうです。富井さんの注解書をまとめました。
 
題:神の書物
この詩篇は神の力と御性質を示す二つの源泉がある。
それらは自然における神の創造のわざと文字に記された神の言葉である。神の書物の文字の部分を読み、理解することによって、あまりなく神のみわざを知ることができる。
 
構造
1-6自然における神の啓示
7-11律法における神の啓示
12-14正しい理解と応答への祈り
 
1-6は自然における神の栄光を歌う部分として、八篇と関連がある。被造物すべてが神の大能を語っている。
2節の「昼は昼へ」とは太陽によって神の力のあかしがなされることで、「夜は夜へ」は月星が神の力を語ることである。
7からでは色々な言葉を使い神の意思のすべてを意味する。
 みおしえ:トーラー あかし:神のみ旨を具体的に表現した規則 戒め:人がなすべき具体的なもの
 仰せ:神の命令一般のこと おそれ:具体的な服従行為 さばき:人と人との間の関係のあり方
12節では知らないで犯す罪から守られるように祈っている
13節では傲慢の罪からの守りと許しを祈る。これは知らないで犯す罪ではない。
14節では信仰と告白が神に喜ばれるものであるように願う。
 
この詩篇はクリスマスのための詩篇として用いられることがあるが、自然における神の啓示と言葉における神の啓示との頂点としてイエス・キリストの受肉を考えるなら、「わが岩、我が贖い主」なる主以外ない。
 
以上です。
 
 
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Koh Aoki
koh@arkios.co.jp
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