Subject: 詩篇19篇 蜜のように甘い律法 |
From: "+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com> |
Date: 2004/01/30 11:47 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは。菅野みくにです。 律法が蜜のように甘いと言うことについてまとめました。 詩篇19篇の10節で、ダビデは律法は蜜のように甘いと言っている。しかし、ダビ デの時代にあった書物は、モーセ五書とヨシュア記と士師記、ルツ記だけである。す ると、ほとんどがモーセ五書になる。 ダビデは、モーセ五書の律法が蜜のように甘いと言っていることになる。たとえば、 レビ記のいけにえの箇所を見ても蜜よりも甘いと言うことは言えない。 しかし、すべての律法は難しいものではない。創世記には律法という律法は書かれて いないし、出エジプト記の半分は歴史で、あとの半分は幕屋の作り方が書かれてい る。レビ記には、いけにえについて書かれているし、民数記には幕屋の作り方が書か れている。申命記の1-4章は神様が行って下さった偉大なみわざが書かれている。 私たちは、ただの律法と思って、これをやらなければならないと思っているから、苦 く感じるだけである。しかし、律法のすべてには、神様のみわざが入っている。「み わざ入り」である。 十戒は「あなたにはわたしの他に他の神々があってはならない」と言うことで急に始 まっているのではない。その前には、「わたしはあなたをエジプトの国、奴隷の家か ら連れ出したあなたの神主である」と、エジプトのみわざについて言っている。 お父さんとお母さんが算数をやりなさい、読みなさいと言ってくれているのも、意地 悪でいじめているからではない。それには、目的、理由がある。 私たちにお父さんとお母さんがやるべきことを言ってくれるのも、神様がイスラエル に律法を与えて下さったのも、「愛」によるのである。 あなたがたに新しい戒めを与えましょう。あなたがたは互いに愛し合いなさい。わた しがあなたがたを愛したように、そのように、あなたがたも互いに愛し合いなさい。 (ヨハネ13:34) わたしがあなたがたを愛したように、あなたがたも互いに愛し合うこと、これがわた しの戒めです。(ヨハネ15:12) あなたがたが互いに愛し合うこと、これが、わたしのあなたがたに与える戒めです。 (ヨハネ15:17) まことに、私が、きょう、あなたに命じるこの命令は、あなたにとってむずかしすぎ るものではなく、遠くかけ離れたものでもない。(申命記30:11) まことに、みことばは、あなたのごく身近にあり、あなたの口にあり、あなたの心に あって、あなたはこれを行なうことができる。(申命記30:14) --------------------------- +かんのみくに@カンノファミリー mailto:mikuni@kanno.com http://mikuni.net/ お手紙好きのくーちゃん ---------------------------