Subject: 詩篇20篇 王の詩篇 |
From: "+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com> |
Date: 2004/02/04 11:34 |
To: <saiwainet@egroups.co.jp> |
こんにちは。菅野みくにです。 詩篇20篇や詩篇21篇を見ると王の詩篇だったので、王の詩篇についてみました。 ざざっと見ると、王の詩篇は単独で出てくるのではないことが分かる。 ●詩篇18篇 この詩篇で、ダビデはサウルから主によって救われたことを思い出している。詩篇2 0篇と同じように、ダビデは叫び求めると、主は宮で声を聞いてくださっている。詩 篇20篇でも、聖所、聖なる天から救ってくださっている。また、詩篇18篇には神様 がダビデの足を支えてくださって、高い所に立たせてくださるというテーマがたくさ ん出てきている。悪者はそれに対して、倒れている。神様は油注がれたものダビデに 救いを与えてくださるお方である。 主はダビデをイスラエルの王とされただけではなくて、国々の民、外国人、諸国の民 の王ともしてくださっている。 ●詩篇21篇 この詩篇は20篇に続く王の詩篇で、20篇と切り離して考えてはいけない。ただ、 詩篇20篇と21篇の違いは、20篇では「救ってください」と願っていて、21篇 では救われていることを感謝している。21:2を見れば分かるように、詩篇20篇 で願った王の救いが与えられている。 詩篇21篇で、20篇で願った王の救いが与えられたので、神に感謝して喜んでほめ 歌を歌っている。神様は王に救いを与えられただけではなく、彼に祝福を与え、頭に 冠をおかれ、いのちを与え、栄光も与えてくださっている。ここは、ソロモンを思い 出す。彼は主にほしいものを何でも与えると言われたのに、善悪をさばく知恵を求め たので、主は彼に知恵、富、誉れ、いのちも加えて与えられた(第一列王記3章)。 ●詩篇24篇 この詩篇は明らかに王の詩篇である。しかし、前半の1-6節と後半の7-10節の つながりがよく分からない。最初はすべて世界のものは主のものである、だれが主の 山、聖なる所に立てるのかと言うことを言っている。前半は詩篇15篇に似ている。 後半では、栄光の王について話している。 栄光の王とは具体的に、強く力ある主、戦いに力ある主のことである。栄光の王とは 万軍の主である。ここで言われているの永遠の戸、門とは具体的にどこのことかがよ く分からない。 まだ途中です。 --------------------------- +かんのみくに@カンノファミリー mailto:mikuni@kanno.com http://mikuni.net/ お手紙好きのくーちゃん ---------------------------