Subject:
詩篇20篇 全焼のいけにえを喜ばれない
From:
"+mikuni@kanno.com" <mikuniML@kanno.com>
Date:
2004/02/05 11:54
To:
<saiwainet@egroups.co.jp>

こんにちは。菅野みくにです。

詩篇20篇の3節で全焼のいけにえを受け入れて下さいますようにと言っているの
で、反対に、神様が全焼のいけにえを喜ばれないと言っている箇所を探しました。ク
ロスリファレンスを使ってみました。

●第一サムエル記15章

ここは、神様が全焼のいけにえを喜ばれないと言っている所で、一番最初に思い出す
箇所である。サウルは神様に命じられたとおりに、アマレクを聖絶せず、羊や牛を残
しておいた。

それで、サムエルは、主は主の御声に聞き従うほどには全焼のいけにえ、その他のい
けにえを喜ばれない。聞き従うことはいけにえにまさると言っている。サウルは主の
御声に聞き従わなかったので、偶像礼拝の罪を犯した。

ここで、神様は全焼のいけにえや、その他のいけにえ、雄羊の脂肪よりも、主の御声
に聞き従うこと、耳を傾けることを求めておられる。

●詩篇51篇

この詩篇はダビデの罪の告白の詩篇である。ここも、神様が全焼のいけにえを喜ばれ
ないと言っている箇所で、思い出す箇所である。

私たちがいけにえをささげても、いけにえを喜ばれない。神は全焼のいけにえをも喜
ばれず、望まれない。神様が受け入れて下さるのは、砕かれたたましい、砕かれた悔
いた心である。

ここで、神様は全焼のいけにえ、その他のいけにえを喜ばれず、砕かれたたましい、
砕かれた悔いた心を受け入れて下さると言っている。

●イザヤ書1章

わたしは、ここを神様が全焼のいけにえを喜ばれないと言ったときにあまり思い出さ
ない。今回は、クロスリファレンスを見て見つけました。

神様は多くのいけにえ、雄羊の全焼のいけにえ、肥えた家畜の脂肪、雄牛、小羊、雄
やぎの血を喜ばれない。しかし、神様の喜ばれることは善をなすこと、公正を求める
こと、虐げられる者、みなしご、やもめのために正しいさばきを行うことである。

ここで、神様は全焼のいけにえや、その他のいけにえ、家畜の脂肪、血を喜ばれず、
善を行うこと、公正を求めること、虐げられる者、みなしご、やもめのために正しい
さばきを行うことを喜ばれると言っている。

●ホセア書6章

この箇所は第一サムエル記15章のクロスリファレンスから出てきた箇所である。イ
スラエルは神様の喜ばれることを行わず、主の喜ばれない姦淫を行っている。

神様はいけにえを喜ばず、全焼のいけにえも喜ばず、ただ誠実、神を知ることを喜ば
れる。しかし、イスラエル、ユダはアダムのように契約を破って、主を裏切った。

●アモス書5章

神様は全焼のいけにえや穀物のささげ物、肥えた家畜の和解のいけにえをも喜ばれ
ず、目を留められない。また、イスラエルの清めの集会も忌みきらわれる。

主はただ、公義を水のように、正義をいつも水の流れる川のように行うことを求めて
おられる。それ以外のことを主は忌みきらわれる。

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